イベントの秋(MSOfficeユーザー感謝祭+IoTWorldConference+MicrosoftEnvision&MicrosoftIgnite+ASOCIO)

30 9月

皆様、こんばんは。Dynamicst特派員こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications )です。明日から開催されるイベント(Directions North America)の前日入りでサンディエゴに来ています。↓昨年度のイベントリキャップPV↓

3月決算の方々は、9月の半期が終わって、予算を達成してほっとされている方、業績に悩んでいる方、沢山いらっしゃると思います。

それから、、、大型台風がまた日本を襲っていますね。100mm/時間くらいの大雨は普通にあると考えた災害対策が必要な時代に入ってきましよね。僕が学生時代によく見ていた東南アジアのスコール、北米のハリケーンといったものが日本にも来はじめている。個人的にはそんな印象をもっています。皆様、くれぐれも安全第一でお願いいたしますね。

さて、今日は9月のDynamicsな活動を、ちょっとだけ振り返ってみようと思いますが、”室長食レポはじめたの?”という連絡があって知ったのが、こちら。

ついに、食レポ?

冗談はこのくらいにして、、、、

さて、ERP2025年問題について、記事が出ていましたね。前回記載したDynamics365 Business Centralに関する新製品リリースの記者会見と個別に対応させていただいた取材内容がベースになっており、多くのウェブ媒体で、記者会見の内容はご紹介いただいたようです。ありがとうございました。

続いて、9月14日には、IoT World Conference Tokyoに半日ほど参加し、最新のIoT事情などについて学ぶ機会を持ちました。

HoloLensがオープニングという事もあって、楽しみにしていたのですが、日本マイクロソフト、テクノロジーセンター、テクノロジーアーキテクトの鈴木敦史さんのデモンストレーションがキレキレで最高でした。大変わかり易い解説で、複合現実(MR)の利用シーンイメージを参加者の皆様が、しっかりとつかめたのではないかと感じました。

IoTWorldConferenceTokyo

最近、DynamicsとHoloLensやAIとの連携/融合について、いろいろな方々からアドバイスを求められる事が多いので、業務シーンをイメージしながらの40分でした。早朝から満員御礼、素晴らしいの一言ですよね。

IoTWorldConferenceTokyo

イベントのブースでは、OCRを用いたレポート/伝票の読み取りによる自動伝票作成、債権の自動消込サービス、工場工程内で作業者の動を把握し、作業時間を工程別原価計算へ。改めてこれらは業務アプリケーションにも活かせる事を確認できました。HoloLensと、AIがアプリケーションユーザーの業務効率をあげていく日が近くなってることを体感することができました。

翌日土曜日15日の午後は、”Microsoft Officeユーザー感謝祭!”OfficeのMVPの方々には個人的にも大変お世話になっていているので、当日は撮影班として参加していました。

日本を代表するOffice製品の神々が降臨する夢のようなイベントでした。

Microsoft Office ユーザー感謝祭

31FのA+B+C+Dの全部を貸し切ってのイベントは熱気にあふれていました。#MSOffice0915 #Office祭り#オフィス祭りなどのハッシュタグでSNSを検索すると当日の雰囲気がわかると思います。

室 長さんの投稿 2018年9月15日土曜日

前に机をつめて椅子をかなり入れたのですが、立ち見になってしまう方々も多くて、ご迷惑をおかけしました。いやぁ、それにしても、イベントに参加された皆様の熱気と、講師陣の変態ハートがぶつかり合う非常に素敵なイベントでしたね。また機会があれば運営スタッフをやらせていただきたいと思います。→C+Dのお部屋はSchooでオンラインでも見れるようなのでご紹介しておきますね。

自分が担当させていただいているプロジェクトは関東と関西が多いのですが、あるお客様の製造工場へDynamicsを導入するプロジェクト(日本/米国/中国/香港)も新たにはじまりましたので、先日チームメンバーと白石蔵王に出向いてきました。

白石蔵王

もう17年ほど、この仕事をしていますが、前職の商社マン時代に調達先の工場研修で学んだ、4Mの考え方が、今も工場の分析に役立っています。Man人、Machine機械、Material材料、Method方法。当たり前ですが、ベースナレッジと経験が無ければ、コンサルタントとは言えないし、常に全体最適で考えるためには継続的な頭の鍛錬も必須ですよね。毎回毎回工場に出向くとわくわくしてしまいます。これからも日本の製造業のために少しでもお役にたてるように研鑽します。

えっと、いよいよ明日から、Directions North America(通称DirectionsNA) というイベントがこちらサンディエゴでスタートします。Business Application Summitへの参加Blogでも記述しましたが、10月1日には、Dynamics 365 Business Central 改めて含め、D365 +PowerPlatformに関する400以上の秋のアップデートが市場に投入されます。

例えば、

Microsoft、Dynamics 365の機械学習を強化――カスタマーサービス、顧客管理など3分野のアプリを発表

ですかね。また、先週アメリカのオーランドで開催されていたMicrosoft  Envision + Microsoft Igniteは、目が回りそうな新たな機能/サービス群のリリースのお知らせがでていました。発表されたAzure関係の最新情報は、亀渕RDの雑記(Blog)にて是非ご確認ください。

私がその中でも一番驚いたのは、Adobe、マイクロソフト、SAP が新世代の顧客体験を支援するための Open Data Initiative を発表という記事でしょうか。

https://news.microsoft.com/ja-jp/2018/09/25/180925-ignite-2018-open-data-initiative/

いよいよ、データ戦争勃発でしょうか。当社に以前所属されていたマイクロソフトの吉田さんがキーノートサマリーを出してくれていたので、下記の感想を付け加えました。

結局Society5.0の実現をしようと思うと、日本では人材がネックになってきます。ここをどう解決していくかが、今後の日本にとって大切なTOPICになるはずです。11月に *ASOCIO Digital Masters Summit 2018 というイベントの分科会セッションを1つ担当することになりましたので、この課題について少し掘り下げてみる機会にしようと考えています。

参加者は日本人の方々が多いということで下記のタイトルにて日本語によるセッションを行います。個人的には、アジア・オセアニアからのゲストの皆様とお話しできることを凄く楽しみにしております。セッションには同時通訳が入るようです。だったら自分で逐次通訳したほうがはやいかもですがw

(日本語タイトル)
#現代のCIOに求められるデータ戦略とその実装方法
~ 如何にして「働き方改革」「デジタルトランスフォーメーション」を実現するか?クラウド・AI・ビジネスアプリケーションの民主化へ~

(英語タイトル)
“How should CIO build a Modern Data Strategy?”
Achieving Workstyle Reforms & Digital Transformation. Democratizing Cloud Computing/AI/Business Application –

*ASOCIOは1984年に日本にて設立されました。現在加盟協会は24カ国・地域にまで増え、加盟団体の会員企業総数は10,000を超えるようになりました。ASOCIOでは、国際会議(Digital Summit)の開催、地域内の優れたICTプロダクトアワード(優秀賞)の選定、加盟地域内の視察、リサーチレポートの作成を通し、情報交換を行い、ICT産業における新たなビジネスチャンスを生むとともに、政府・業界へのプラットフォームの提供をしています。

*ASOCIO Summitは、毎年主要国で開催され、日本での開催は12年ぶり。今回開催するJISA/ASOCIO Digital Masters Summit 2018は日本が誇る最先端技術を肌で感じられる、アジア・オセアニア地域最大のICTの国際会議で、国内外より、500~600名の参加を見込んでいます。 コンセプトは、国境、世代、文化を超えた、人と人とのつながり、”Connected”です。
https://asocio2018.jisa.or.jp

最後に、この秋には当社もD365 BCのローカライズ(日本・中国・香港・タイ・ベトナム)を随時リリースしていきますので、楽しみにしておいてくださいね。

D365BC日本語版

明日から開催されるイベントの内容は、またBlogなどで情報共有をしていきますね!

DirectionsNorthAmerica

それではまた! Go More Dynamics !