FY22-新年度スタート!

15 4月

皆様、こんにちは! 室長こと、吉島良平Microsoft MVP for Business ApplicationsMicrosoft Regional Director) です。いかがお過ごしでしょうか?

今日は暖かくて、【既にクーラー入れてる】というSNSでの知人の投稿を見て、寒がりな私も、やっと電気ストーブを押し入れになおしました。いやぁ、春!春!春!ですね。

相変わらずテレワークが続いておりまして、今年もカメラを背負って、桜の写真を撮りに出かけるというコロナ前ではありえなかった不思議な行動が続いております。

まずは深夜の散歩エリアの浅草・墨田川沿いは、幻想的な雰囲気でした。

押上の桜はスカイツリーの桃色カラーと重なり、これはアートだな。そんなことを感じながら撮影していました。

3/31は年に一度の健康診断(日本橋-期末の最後にいくのはよくありませんね!)を受診し、午後から勤務なので、終わり次第三越方面に少し歩きパチリ。日本橋の街並みと桜が本当にマッチしていて上品な仕上がりとなりました。

ランチをとって移動して、上野でパチリ。ここは落ち着くんですよね。ホントに。

いやぁ、今年も綺麗でした。歳を重ねるたびに、毎年桜がより魅力的に見えてきて、”日本の花”って偉大だなぁと感じています。桜前線はどこまで北上したのだろうか、東北に住む知人のSNSを見ながらそんなことを今日も考えていました。今年も十分な数のお写真が撮れたので、プレゼンテーションスライドに活用していきたいと思います。僕のスライドに桜を見かけたら、「あっ、室長が今年撮ったやつだな!」と思ってニヤニヤしてください。

毎年のことながら3月から4月の前半までは、死にそうに忙しい時期で、今年も決算が無事に終わり、ホッとしています。決算業務だけでなく、イベントも本当に多かったです。

まずは、【Microsoft MVP Global Summit 2022】3月29日-3月31日開催(←この日程きっつ!)

今年も多くのセッションがマイクロソフトの製品開発チームから用意され、室長はBusiness Applications領域に特化して参加していました。完全NDAなので、何も記載はできませんが、一言申し上げるならば、「Microsoft Business Applicationsは、あるべき方向に改善・改良が進んでいる!」ということです。まだ世にでていない機能の概要説明があり、MVPからも改善要望が沢山出され、非常に活発な議論ができたと思っています。室長は、決算時期で内部のMTGもあったので、画面を複数立ち上げたり、オンデマンドのセッションを深夜から朝にかけて見たりと2時間ほどの睡眠でなんとかのりきりました。

続いて、【Directions NA(North Americaの略)】が、今年はオフラインでアメリカのフロリダ州オーランドで開催されました。最終的には、906名が参加するイベントになったようです。

こちらは北米領域において、Microsoft Dynamics 365 Business Centralの導入開発パートナーが一同に会するイベントです。

このDirectionsは、EMEA版(欧州・アフリカ中東領域)と、ASIA版があり、室長は延べ30回近くこのパートナーイベントに参加しており、ASIA版ではイベントの実行委員を担当しています。

EMEA版は今年の秋にドイツのハンブルグにて開催が予定されています。

ASIA版は2022年6月にオフライン開催を目指したのですが、欧米の方々の移動と隔離の状況を鑑み、2023年4月にタイのバンコクでの開催に延期となりました。もう少し、お預けな感じです。

必ず、実りあるイベントに仕上げますので、楽しみにしておいてくださいね!

Directions NAには参加できなかったので、多くの知人たちから、「なんでRyoは来ていないなんだ!」「一緒に盛り上がりたかった!」などとメッセージが届き、ちょっぴり寂しい気分になりました。もう、欧米のイベントで、マスクをした方々を見かけることはないようで、今年の下期からはオフラインのイベントもいよいよ本格的に始動するのではないかと期待しています。日本からも私のITまわりの知人たちは、ちょこちょこ海外出張に出向くようになってきています。

そんな状況だったので、Twitterでイベントで発表された内容をいろいろ確認していました。詳細に関しては、→以前書いたBlog←を御覧いただけると宜しいかと思います。

出向けないとネットワーキングができないのが残念なのですが、いくつかの写真をここでは掲載し概要の説明だけにとどめておきますね。まずは、数値情報から。

①グローバル3800社のパートナーが販売、導入、開発を担当。
②AppSourceのカタログ掲載があるのは、全てのマイクロソフトプロダクトの中でNo1がD365BC
③クライアント数は年度比較で60%増
②は意外でした。もうAppSource掲載数でNo1になったんですね。
③はわかりにくい。一昨年と去年の秋の間に10,000社のクライアントが増えていた。その時点で20,000社。旧バージョン合わせると250,000社。ここで言う60%成長は分かりにくいですねー。カスタマー数出したほうがいいと思いました。隠す必要なんてないでしょうし。秋にはNetsuite(24,000社)を抜かなくてはいけない。
次はカバレージで、なんと現在「91ヶ国対応済!+20α国対応のローカライズ開発中」。ヤバい。これは凄い数です。販売・導入パートナー数も増えているし、いろいろな国で導入・保守でき、ローカライズ機能もありますから、Tier 2 ERPとしては最強でしょうね。
本社でSAP HANA、Oracleをご利用いただいている企業様は、投資対効果を考え、海外子会社や国内の関連子会社にDynamics製品をご利用いただければ幸いです。
次はTeamsかな。これまではカード形式で得意先やコンタクト情報を確認できていましたが、ついにリスト形式でもTeamsで情報が確認できるようになりました。↓は受注リストを表示している図になります。知っていました?これ、Teamsからの閲覧だけだとD365BCのライセンスは不要なんです!
D365Sales(CRM-SFA)からTeams立ち上げて、そこにD365BCの画面を表示して、ディスカッションできるなら、営業・営業事務・ロジスティクスの業務担当の方々には確実に刺さりますね。
次に触れておくべきは、Power Automateかな。春のアップデートで一番大きなインパクトがあったのは、この領域かもしれません。今までは制限事項が結構あったので、Power Automateとの連携が難しかったのですが、今回の拡張で多くのビジネスプロセスを自動化できる仕組みが整ったと考えています。デザインパタンが∞!
そして、Excel連携が益々活発に!!Excelで編集したレポートをD365BCに保存できるようになったので、Word および RDLC レイアウトと同じように機能するんですよね。デモンストレーションで炸裂しそうな領域の拡張です。これは便利!
そしてOutlookでメールに添付されている伝票をそのままD365BCに直接インポートできるようになりました。顧客からの発注書を受注伝票にサクッとインポート!テレワークに適したビジネスアプリケーションにどんどん進化していきますね。
GitHubとの更なる蜜連携でソースコードの管理が更に便利になりました。
SaaSでは難しいとされるトラブルシューティングへの対応方法もいろいろと増えてきました。十分なレベルになってきましたね。
テレメトリーを有効活用してデータを可視化することは大事ですね!

ついにここまで可視化できるようになったかと思うと、非常に感慨深い。

まだまだ沢山ありますが、今回はこのくらいでやめておきますw

今後の開発の方向性も間違いなさそうです。是非D365BCを皆様の基幹システムにご採用いただきたいです!

みんな楽しそう。。。。行きたかった。。。。

ジェームズ204CMありますからね。。。。

いやぁ、いよいよ、アフターコロナって感じ!

https://twitter.com/BinaryStream/status/1512471924311408640?s=20&t=kXvvrraq0-7t7gUEKrLxXg

エンタメの神こと、Garyさんが帰ってきた!

https://twitter.com/JesperSchulz/status/1511743576027369477?s=20&t=kXvvrraq0-7t7gUEKrLxXg

グローバルな3密がやっと戻ってきた!そんな雰囲気ですね。みんな、待ってろよー!(笑)

そして次のイベントは【Microsoft Regional Director Summit 2022】4月6日-4月7日開催

Microsoft Regional Director とは????→MSRD

こちらもセッション内容は完全NDAなのですが、室長は3つのセッションでお話をさせていただきました。

自分がホストするセッションでは、3つの視点でビジネスアプリケーションに関するインサイトをマイクロソフトのシニアリーダーシップチームにフィードバックしました。

マイクロソフトのビジネスアプリケーションを導入開発保守している弊社のようなパートナーに所属する知人たちに、私がアンケートをつくって事前に回答をしてもらい、そこから得た内容をフィードバックしました。去年も同様のアプローチをとりましたが、「53ヶ国から162名」の声をPower BIで可視化し、セッションにて活用しました。

「アジアはやっぱり遅れている」そう感じる結果になっていました。フィードバックをくださった知人たちに御礼を申し上げたいと思います。沢山のインサイトを得ることができました。

この結果は、Microsoft 365 Virtual Marathonのセッションでも、他のビジネスアプリケーション領域のMVPとともに深堀していくので、楽しみにしておいてくださいね♪

室長が敬愛する仲間たちとの和気藹々・WKWKラウンドテーブルセッションでお待ちしております!

次は、お知らせです!

4月20日にD365BCの春のアップデートに関するイベントが開催されます。申し込んでおくと、しばらくオンデマンドで閲覧ができますし、英語の勉強にもなります。(完全無料)

当社のコンサルタントたちも多く参加すると思いますので、皆様も是非イベントにチャレンジしてみてください。

最後に、弊社が導入開発し、現在保守をさせていただいているColorkrew様の導入事例がマイクロソフト社のサイトに公開されました!

昨年度秋開催されたMicrosoft Digital Daysでも、ユーザー事例登壇をしてくださったColorkrew様の取り組みは、「F2S+DIY」という日本企業では非常にレア最高峰の導入結果となっています。今後、このプロジェクトへの取り組み方(「F2S+DIY」)は日本においてもトレンド化していくと思います。逆にできないようであれば、日本は危ない。

ということで、今期もDynamicsな活動が始まりました!皆様にマイクロソフトのビジネスアプリケーションに関する最新情報を発信できるよう、このPBC Dynamics Blogも2回/月のペースで更新しますので、楽しみにしておいてくださいね♪

それでは、今期も何卒お付き合いのほど宜しくお願い致します!Let’s Go Moooore DX365!