皆様、おはようございます! 室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications| Microsoft Regional Director) です。今年のゴールデンウィークは10連休という方も多いようですね。お仕事の疲れが取れるお休みになるといいですね!僕は、イベント参加があるため東京に籠っています。”えっ、ゴールデンウィークにイベント?”と思われるかもしれませんが、グローバル企画のイベントに、日本側から参加するので、ゴールデンウィーク関係ないんですよね。ということで、今回の冒頭はイベントのご紹介からとなります。
世界8ヶ国同時進行で、延べ60時間にわたり国を跨いでマラソン形式で開催される
【Microsoft 365 Virtual Marathon 2022】
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内容としては、Microsoft 365 がメインなのですが、DynamicsやPower Platformというマイクロソフトビジネスアプリケーション領域のセッションもあるようです。日本語によるセッションも32ほど用意されていますので、英語が苦手な方でも、お気軽に参加できる無料イベントです。内容をざっとみましたが、マイクロソフトの本社からもスピーカーが参加されているので、有償でもおかしくないレベルで、いいセッションが揃っています。
日本では5/5-5/7の開催となっています。
→スケジュールはこちら←
日本語セッションは、↓の黄色の枠↓にて確認できます。個人的にもかなり興味のあるセッションを、スピーカーの方々が用意してくださっています。いい学びが得られると思いますよ!
私は、下記のセッションを、敬愛する他のMicrosoft MVPの方々と担当する予定です。
お題は、「DX365 Journey wiz MS BizApps」です。
ラウンドテーブルセッションを予定していますので、ご質問も時間の限りお受けしますので、5月5日の子供の日の午前10時から50分間、お付き合いいただける方は是非ご参加いただければと思います。
室長は、Dynamics CRM/ERP領域担当になりますが、清水さんはPower BI、中村さんや山田さんはPower Automate&Power Apps領域を専門にされているので、いろいろとご質問いただけると幸いです。
当日は、アンケートを一緒にやってみたり、3月末から4月頭に室長がグローバルのDynamics CRM/ERPやPower Platformをコアビジネスにしている我々のようなパートナー(54ヶ国/163名)にマイクロソフトのビジネスアプリケーション領域のフィードバックをいただいたので、そちらも共有いたします。世界の流れ(トレンド)も参加者の皆さんたちと一緒に見ていきたいと思います。
我々のDynamics CRM/ERPのお客様は、ほぼすべての方々がOfficeユーザーなので、いろいろな学びが得られると思います。当日お待ちしていますね!
珍しく冒頭から、イベントのご案内となりましたが、ここからは2023年10月から適用される
「インボイス制度」
について、少し備忘録を残しておきたいと思います。
国税庁のサイトに下記のPDFがありました。
インボイス制度とは「適格請求書保存方式」のことをいいます。 所定の記載要件を満たした請求書などが「適格請求書(インボイス)」です。 インボイスの発行または保存により、消費税の仕入額控除を受けることが可能です。 インボイス制度は売り手側、買い手側双方に適用されます。
仕入額控除を得られないと、結構インパクトが大きいはずです。インボイスは、現行の「区分記載請求書」に記載事項が追加されています。
現行の「区分記載請求書」の記載事項は次のとおりです。
- 請求書発行事業者の氏名又は名称
- 取引年月日
- 取引の内容(軽減対象税率の対象品目である旨)
- 税率ごとに区分して合計した対価の額
「区分記載」の導入により、2つの記載事項が追加されます。
軽減税率の対象である旨の表記
(※マークなど、商品に軽減税率が適用されていることがわかる印をつけること)
適用税率ごとに区分した合計額
(10%適用商品の合計額と8%適用商品の合計額を区分すること)
書類の交付を受ける事業者の氏名又は名称インボイスは現行の「区分記載請求書」の記載事項に加え、次の3つが追加されています。個別請求書・一括請求書の表記を変更しないといけませんね。
- 登録番号(課税事業者のみ登録可)
- 適用税率
- 税率ごとに区分した消費税額等
↓国税庁から出ている資料も共有しておきます↓⁻是非目を通しておいてくださいね!⁻
念のために、まとめておきますね。
令和5年の10月からは、下記の情報が請求書に記載されていることが必要です。
- 請求書発行事業者の氏名又は名称
- 取引年月日
- 取引の内容(軽減対象税率の対象品目である旨)
- 税率ごとに区分して合計した対価の額
- 軽減税率の対象である旨の表記(※マークなど、商品に軽減税率が適用されていることがわかる印をつけること)
- 適用税率ごとに区分した合計額(10%適用商品の合計額と8%適用商品の合計額を区分すること)
- 登録番号(課税事業者のみ登録可)
- 適用税率
- 税率ごとに区分した消費税額等
<適格請求書(インボイス)>
売手が買手に対して、正確な適用税率や消費税額等を伝えるものです。
具体的には、現行の「区分記載請求書」に「登録番号」、「適用税率」及び「消費税額等」の記載が追加された書類やデータをいいます。
<売手側>
売手である登録事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付しなければなりません(また、交付したインボイスの写しを保存しておく必要があります)。
<買手側>
買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)である登録事業者から交付を受けたインボイス(※)の保存等が必要となります。(※)買手は、自らが作成した仕入明細書等のうち、一定の事項(インボイスに記載が必要な事項)が記載され取引相手の確認を受けたものを保存することで、仕入税額控除の適用を受けることもできます。
当社のR&Dチームも「ごにょごにょ」やっていたので、そのうちローカライゼーションアップデートのお知らせがあるかと思います。楽しみにしておいてくださいね。
さて、弊社のお客様も、そろそろ2022Wave1アップデートを適用されると思います。前回のBlogでD365BC Launch Eventについて少し記載していましたが、室長も一通りのセッションを見ておきました。テレワーク中心のお仕事の方も多いと思いますので、Teams連携に関するスライドを↓においておきます。Teams MTGをしなくても、Teamsのチャットレベルでスムーズにコミュニケーションできることも多いと思います。その他多くのアップデートがありますので、是非イベントを御覧いただき生産性向上に関して自信を深めていただければ幸いです。
Teamsの中からD365BCのSales Orderを開いて、情報更新!
情報更新依頼もTeamsにD365BCのURLをペースト!そこから受注伝票を開き、更新、そしてそのまま更新したことを依頼者に連絡。
TeamsからBCのウェブクライアント、OutlookからBCのウェブクライアントを開くことができます。
最後は、自分が担当するセミナーのお知らせです。お題目は、
中小企業のDXを促進するDynamics 365/Power Platformの活用方法とは?!
です。開催日時は、5月25日(水)/-15時00分ー17時00分-→お申し込みはこちら←
人の稼働の見える化からのPDCAというのは、実は非常に重要なTOPICなのですが、この領域にエネルギーをかけていない企業様がほとんどです。実体としては、凄く細かい業務報告書をWORD/Excelで書いてチーム内に共有されていることが多く、諸々の対応が俗人的になりがちですし、会社への報告業務が重たくなります。常に”忙しい”という現場のボトルネックが一体何なのか?数字に基づいて議論ができず、評価MTGも明確なデータに基づいて実施することが大変難しい状況をクライアント様で多々見てきました。当日はデモデータを活用しながら、当社内の取り組み実績をもとに、稼働データに基づく働き方改革の一つとしてご紹介させていただきたいと考えています。
それでは、今日はこのくらいで。皆様、素敵なゴールデンウィークをお過ごしください♪
P.S. ↑のセッション(M365VM)が、皆様のDX疲れをいやせる給水ポイントになれれば幸いです!