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Microsoft Dynamics 365 Business Central
中国版/香港版
Microsoft Dynamics 365 Business Central 中国版は、Microsoft Dynamics 365 Business Central 標準英語版をベースにパシフィックビジネスコンサルティングが独自に開発した、Microsoft Dynamics 365 Business Centralの中国向けパッケージです。 Microsoft Dynamics 365 Business Central 中国版には、中国本土向けパッケージ(簡体字、通称C-Pack)と香港向けパッケージ(簡体字、通称H-Pack)の二種類があります。スクリーンテキストの中国語(簡体字/繁体字)表示及び中国の法的要件を満たすための機能を実装しています。
中国基準の各種法定帳票を実装し、中国特有の会計制度に対応できるよう追加機能を搭載したほか、中国政府より利用の義務付けられている、 金税システム*とのインターフェイスを設けています。 中国の間接税の一つである増値税の請求書を発行するためのシステム。中国政府指定のシステムであり、増値税請求書は必ず金税システムから発行しなければならない。 Microsoft Dynamics 365 Business Central C-Packでは、入力された受注データを集めてテキストファイル形式で出力する機能により、ユーザーは生成されたファイルを金税システムにインポートする運用が可能となり、発票の効率を大幅に向上できます。金税システムからエクスポートした発票番号をMicrosoft Dynamics 365 Business Centralにインポートすることも可能です。 中国独自の勘定科目体系に合致するよう、勘定の設定が可能です。 香港はかつてイギリスの植民地であったことから、現在でも特別行政区として位置づけられており、法的、税制要件は中国本土とは異なってます。香港には付加価値税、源泉税は存在しないため、ERPでの税対応は非常にシンプルです。Microsoft Dynamics 365 Business Central H-Packは、香港で使用されている繁体字でのスクリーン表示、及びビジネスで一般的に使用される帳票類を搭載しています。C-Packの特長
また、中国の現地会計・法制度への対応とともに、中国進出日系企業が子会社の管理を行う上で必要とする機能も重視しており、日本本社基準、中国基準の双方の勘定科目表を保持できる機能や、両国の基準に対応した財務諸表出力機能を備えています。オプションとしてすでに販売しているMicrosoft Dynamics 365 Business Central日本語バージョンに搭載された、日本向け機能の一部も取り入れることが可能です。
なお本パッケージは、上海で必要とされる、中国財政局への企業情報電算化管理登録制度にも適応しています。Microsoft Dynamics 365 Business Central C-Packより出力可能な会計データ及びその他必要書類を提出・申請することで、中国(上海)で利用可能なERPシステムとして登録することができます。既に申請登録を完了し、Dynamics 365 Business Centralをご利用されている当社ユーザー企業様もいらっしゃいます。
C-Pack機能の一例
金税システムとのインターフェイス
中国基準勘定科目コード対応
各種帳票・レポート
C-Pack機能一覧
財務会計関連機能
・金税インターフェイス
・中国勘定科目体系対応
・合計科目自動算出
・銀行科目複数指定禁止機能
・銀行科目のマイナス残高転記禁止
・総勘定元帳の外貨情報追加
・中国前受け(払)金対応
・出種分類
・支店間取引の分析コード管理
・本店勘定対応
その他/拡張機能
・元帳開始残高、累計金額表示
・年齢表Excelエクスポート
・マイナス在庫禁止機能
・マスターカード変動値表示
帳票リスト
・貸借対照表
・損益計算書
・キャッシュフロー計算書
・中国試算表
・転記済仕訳一覧
・転記済銀行仕訳一覧
・転記済銀行仕訳一覧(外貨)
・転記済現金仕訳一覧
・転記済現金仕訳一覧(外貨)
・元帳変動額一覧
・トランザクション明細
・トランザクション明細(外貨)
H-Packの特長
Dynamics 365 Business Central ローカライゼーション/業種別ソリューション
Dynamics 365 Business Central ローカライゼーション