こんにちは。3月決算の皆様はもう最後の最後の追い込み時期ですね。もうあと少しですのでみんなで走り抜きましょう。4月になれば綺麗な桜と宴会が待っていますからね!
さて、先週はシアトルからDynamics365 For Operation(D365O / 旧DynamicsAX)の最新情報を共有しましたが、今回はタイの首都バンコクからDynamics特派員の吉島良平(Microsoft MVP for Business Solutions ) がDynamics NAV2017(D365F)の最新情報をレポートします。
皆さんはバンコクって聞くと、何を思い出しますか? 僕は「バンコク」=「ハングオーバー」です! ハングオーバー PartⅡをもしご覧になったことがない方は、お腹をかかえて笑うチャンスを逸していますよ。是非見てみてくださいね。
そうそう、バンコクでは、ルーフトップバーが流行っていますよね。お値段もタイにしてはちょっとお高めなのですが、絶景なので、もしバンコクに行かれる機会があれば覘いてみてください。個人的には、センタラグランド55階のバーが超おすすめですので、大切な方と是非どうぞ(笑)
タイの人口は約6900万人です。そのうち首都のバンコクには820万人ほどとの記載をよく見かけます。もう日本の大阪府と変わらない大きさですね。国土は日本の1.4倍のようです。VAT(付加価値税)は7%で、日本の消費税8%よりも低いですね。あ、また前置きが長くなってきたので、この辺でやめておきます。
実は今回は2つの目的で訪問しました。2017年3月22日(水)にMicrosoft Thailandにて「事例でわかる! 日系企業のIT事情 “業務改善事例解説”セミナー」を開催しました。
弊職の知人であるKPMGの古川様に「タイにおける日系企業のIT投資についての基本的な考え方と注意すべきポイント」をご紹介いただきました。
わたしのほうでも「新しいビジネスソリューションの在り方」と題し、日本から出向いた2名のスペシャリストとともにデモンストレーションを交えたプレゼンテーションをさせていただきました。フィードバックはかなりよかったので、これからも新しいものを参加者の皆様に楽しく見ていただけるよう頑張りたいと思います。
古川様は在タイ7年目のようで、タイのIT事情を含めて私も大変勉強になりました。この場をお借りして御礼申し上げます。(ほんと、ありがとね。今度お食事にいこ!)
マイクロソフトの海外オフィスは、韓国・中国・香港・台湾・シンガポール・米国・英国・仏国・ベルギー・ドイツ・デンマークと過去訪問させていただいたことがあるのですが、タイのオフィスは初めてでした。マイクロソフトらしい「The Mission Possible」↓がセミナー会場前に!
3月23日-24日には、アジアでは初のDirections ASIA 2017 がMillennium Hilton Bangkokで開催されました。Directionsとは、Microsoft Dynamics NAVの世界最大のパートナー会で、パートナーの有志(欧州と米国各々)によって、年に1度欧州と米国で開催されるものです。ここに新たにアジアが加わることになったのです。PBCからは日本、香港、タイのメンバーが総勢14名で参加しました。
オープニング前20分の会場風景、この後15分でほぼ満席になりました。
最終的には、世界31ヵ国から、115のパートナーが、345名参加してくれました。(下記のスライドはオープニングのときに利用したものですが、当日参加者もあり、最終345名となりました。)
弊社Pacific Business Consulting, Inc.はSilver Sponsorsとして参加、私もイベントのコミッティーの一人としてサポートしました。Directions ASIAは、DirectionsEMEAの運営組織4名とアジア2名(弊職含む)とマイクロソフトデンマーク&シンガポールが企画、運営を行なっています。
続いて、Microsoft ThailandのGMであるKhun Orapong Thien-Ngern 氏から開催のご挨拶がありました。
満を持して、いよいよ我らがマルコ(身長201cm)登場です。
アジア初のDirectionsということで、まずはDirectionsEMEAの発足から今に至るまでの参加者の増加を示し、今後DirectionsASIAも大きなイベントになってほしいという思いを伝えました。自分はDirections EMEAに9回、Directions USに11回参加しており、今回が21回目でした。(多分世界でも、こんなに参加しているのは私以外いないんじゃないだろうか)
オープニングですが、昨年度の秋に開催されたDirections US 2016、Directions EMEA 2016がコンテンツのベースとなっていたので、いくつかの新しいポイントだけ記述をしたいと思いますので、まずはこちらをご覧になった上で続きをご覧ください。
そうはいいながらも、大切なスライドなので、NAV2017の変更点がわかるこの2スライドだけは記載しておきます。
そして、この記念すべき第1回目のDirections Asiaにて驚きの発表が、、、、
次回のバージョン(コードネーム:Tenerife)からDynamics 365 for Financial (通称D365F)とDynamics NAVを同じ機能で統一するという発表がありました。
Directions USAやDirections EMEA同様、Outlookの中から見積もりを起票、Power AppsやMicrosoft Flow、Notificationなどのデモンストレーションが行われました。
下記では右画面にPower BIで作成したレポートが直接みれるようになっています。
NAVのウェブクライアントから直接デザインモードに変更して、表示されているフィールドの場所をドラッグ&ドロップで移動させたりVisual Studio Codeを利用することのメリットなどが訴求されました。
最後は、下記のスライドを用い、D365FはDynamics NAVをベースにつくられていること、近代的な開発環境を活用してアプリを構築してほしい、Office365、Power BI、Cortana Intelligence、PowerApps&Microsoft Flowを活用して、Dynamics NAVをより魅力ある製品としてユーザー企業様に届けるようお願いしオープニングキーノートは幕を閉じました。
カスタマイズをするときに必要になる新しい考え方、Extention FrameworkのRoadmapもTechEvangelistのFreddyが解説してくれました。
その他のセッションの写真は→FaceBookサイトにも掲載していますのでご覧いただければと思います。(是非、いいねボタンを押下してください。)
本イベントにおいて、当社PBCはスポンサーセッションとMVPセッションの2セッションを担当しました。自分が担当したMVPセッションは90名ほどの参加者があり、笑いも多く、ポジティブなフィードバックを沢山いただきました。スライドを下記で共有しておきます。
実は、オープニングキーノートで実機デモンストレーションをされた内容のほぼすべてが自分のMVPセッションに実運用を想定した解説&デモとして網羅されていたのです。(すみません。自慢ですw)
<参考>Pacific Business Consulting, Inc.の紹介PVとセキュア様の導入事例PV
スポンサーセッションでは、弊社香港のGMであるGilbert Wong氏をステージで紹介し、彼のほうから、日本・中国・香港・タイ・ベトナムの商習慣とExtentionsの考え方を説明しました。こちらも60名ほどの参加者があり、多くのアジアの方々が写真をとっていました。
その後、Marko氏やFreddy氏を交えて、製品改良依頼のフィードバックもできたし、当社ブースにも多くのカが足を運んでくれ、大変充実した2日間となりました。
長い間、このイベントを、アジアで欧米に出向けないアジアのパートナーのために実施したいと考えてきましたが、Directionsの欧州のコミッティーのフルバックアップにより今回タイのバンコクで実現することができました。こんな事を1人のアジア人が言い出しても簡単に出来るレベルの事ではないのですが、是非やろうよ!といってくれる多くの仲間たち、Dynamics MVPの皆さんのサポートにより企画、運営、フィードバックがスムーズに出来たことに心から感謝しています。最終の参加者数は、なんと、31ヶ国、115パートナー、345名!来てよかったし、来年も楽しみにしてるからといってくれる方々ばかり。全ては、マイクロソフトの欧州やAPACの皆さん、ISVのスポンサーの皆さん、そして参加者の皆さんのおかげ。1つの夢だったので、嬉しくて涙こぼれちゃった。2020年のオリンピックのときは是非日本でやりたいな٩(^‿^)۶
その他情報:ブースの雰囲気、初日の模様、2日目の模様、船上パーティーの様子
Thank You all of Guys. See You Next Year!!