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Microsoft Dynamics NAV
Microsoft Dynamics® NAV(旧称Navision)は1984年の製品発売以来、シンプルで使いやすく、かつROI(投資利益率)の高い中堅中小企業向けERPソリューションとして、その地位を確立してきました。
豊富な機能群、多言語、多通貨、IFRS対応機能を備え複数拠点展開に適している点など、シンプルなデザインでありながらも高い機能性を備えたERPパッケージであることが評価され、現在Microsoft Dynamics NAVの導入実績は全世界で12万社以上に上っています。2018年より、Dynamics NAVは、新たにDynamics 365 Business Centralと名称を変え、従来の機能はそのままにクラウドサービスとして展開しております。
Dynamics NAV は「In Office 365, On Azure, With Cloud Service」というコンセプトのもとに開発されたクラウド時代のERPです。 Microsoft Dynamics NAV はクラウド型ビジネスツール/グループウェアである Office365 と密連携が可能です。 Dynamics NAV は Microsoft Azure 上で稼働できる設計となっています。 ERPをAzure上で運用することにより、可用性や信頼性の向上が期待できます。 また、インターネットへの接続環境があれば、どこからでもシステムを利用できるため、世界中の拠点から情報を集約しリアルタイムでデータ分析を行う、などといった活用方法が可能となります。 Dynamics NAVは、クラウド上で提供されているさまざまなサービスとの連携が可能です。 カスタマイズが非常に容易なため自社内での運用メンテナンスが可能であり、同時接続でのライセンス形態をとることから、低コストでの導入・運用が可能です。これまでERPの導入を敬遠してきた中堅・中小企業にも無理なく導入いただけます。 グローバル展開を行っているような大手企業においても、親会社が利用するSAPやOracle EBS、Dyamics AXなどのTier 1 ERPに対し、子会社・海外拠点が利用するTier 2 ERPとして多くの活用事例があります。 ERPを導入し、企業内でのビジネスプロセスを一元管理することで、販売部門・製造部門・管理部門などの部署を越えて情報を一元的に確認することができます。 Microsoft Dynamics NAVは、ユーザーが必要な情報に素早くたどりつき、またそれを活用して必要な行動をとるためのツールの提供を目的として設計されています。システムを利用する個々のユーザーは、業務も嗜好も様々であるため、全員が全く同じユーザーインターフェイスを使用して業務を行うことは効率的であるとは言えません。それぞれの役割に合わせたインターフェイスを設定することで、日々の業務を快適に進めることができます。 Microsoft Dynamics NAVにログインすると最初に表示される基本画面がロールセンターです。ロールセンターは、業務別に異なる画面が標準で21パターン用意されており、カスタマイズにより新たなロールセンターを作成することも可能です。情報を選択表示できるため、必要な機能へのアクセスが容易になり、業務効率を向上させることができます。また個々のユーザーは、日々の業務ステータス、優先して取り組むべき業務等を画面上で確認することができます。 Webブラウザ上で稼働する「Webクライアント」や「SharePointクライアント」を提供しています。Internet ExploreやGoogle Chrome、SafariなどのWebブラウザがあれば、個々のPCやデバイスにプログラムをインストールすることなく、ERPを利用できます。これにより全社でのERP活用を推進しシステム導入効果を最大限に引き上げることが可能となります。 最新バージョンのNAV2015では、Windows、Android、iOSのそれぞれに対し専用のアプリを提供し、SSL通信を使ったモバイルシーンでの活用をサポートしています。 Microsoft Officeでも採用されているリボンデザインの導入により、ユーザーは求める機能に容易にアクセスすることができます。リボンは、機能グループごとに分かりやすくタブ形式でまとめられています。また、リボンはユーザーごとにカスタマイズすることも可能であり、アクションやメニュー、タブの追加、削除、名前の変更をすることが可能です。 変化の激しい経済環境に対応し、ビジネスチャンスを逃さない分析ツールとして、BIは欠かせないものになっています。Microsoft Dynamics NAVは、経営情報システム(BI)と基幹システム(ERP)を一体型で提供。いつでも誰でも必要な情報や機能に容易にアクセスでき、ビジネスの機動力が飛躍的に向上します。 Microsoft Dynamics NAVは、マイクロソフトの業務アプリケーションプラットフォーム上で作動します。Microsoft SQL Server®の分析機能やレポーティング機能、ExcelやWordなどのOffice製品と連携させることで、非ERPユーザーから経営者まで、それぞれの役割に応じたデータ分析やレポート作成を容易にする「全社BI」を実現します。 専用のレポートツールを使わずとも、普段から使い慣れた「Word」を利用して帳票を設計することができます。 Microsoft Dynamics NAVは、世界で最もカスタマイズが容易なERPパッケージの一つです。 データベース内のレコードが格納されます。 データベース内の情報を出力するために使用します。 データベーステーブルに情報を入力したり、データベーステーブルの情報を取得して表示するために使用します。 多数のアプリケーションオブジェクトで使用するC/ALコードのコンテナの役割を果たします。 外部テキストファイルやXMLドキュメントファイルからデータをインポートしたり、エクスポートしたりする場合に使用します。 複数のテーブルのデータを1つに結合し、特定の条件で抽出することができます。抽出したデータは、他のオブジェクトやチャート、Excelで使用できます。 Microsoft Dynamics NAVの機能一覧です。
製品コンセプト – クラウド時代のERP
Office365ユーザーはDynamics ERPと Microsoft Azureを、Dynamics ERPユーザーはDynamics CRM/Marketingを、Dynamics CRM/Marketing ユーザーはDynamics ERPを利用することで、マイクロソフトのビジネスITインフラをフルに活用し、事業の有効性・効率性を最大限に引き上げることができます。“In” Office 365 – 利便性と情報共有
ERP導入による全体最適化と、Office 365の活用による現場レベルでの業務改善を同時に実現することで事業の有効性を大きく引き上げることができます。
具体的な活用イメージについては Dynamics NAV in Office 365をご覧ください。“On” Azure – クラウド運用
具体的な運用イメージについては AX/NAV on Azureをご覧ください。“On” Azure – クラウド運用
例えば、同じDynamicsシリーズとして提供されているMicrosoft Dynamics CRMやMicrosoft Dynamics Marketingと連携することで、見込み顧客へのアプローチから商談管理・顧客コミュニケーション、受注・請求・入金まで、一気通貫で管理することが可能となります。
顧客マスタ・オーダー情報などの連携によりデータ入力の省力化が図れるとともに、受注予定データを含めた精緻な売上予測が実現できます。
具体的な運用イメージについては ERP・CRM連携をご覧ください。Dynamics NAV概要
中堅・中小企業向けERP
また、 クラウドを活用することで自社サーバーの構築・運用からも解放され、より低コスト・短納期・軽負荷での導入が可能となります。
多言語・多通貨対応 – 海外拠点のTier2 ERPとしての活用 –
Microsoft Dynamicsc NAVは、世界150ヶ国以上での導入実績を誇り、126もの言語に対応、世界各国のパートナーが現地の税務・会計制度に対応したソリューションを提供しています。
ビジネスプロセスの一元管理
異なるビジネスプロセスにおける処理を、有機的に関連付けられた「一つの取引」として管理することで情報の一元管理が可能となり、リアルタイムでの全社情報管理が実現されます。
さらに、システム間でのデータ連携やマスタの2重管理を排除することで効率的なシステム運用が行えるとともに、情報の不整合を防ぎ財務報告の信頼性を担保することで内部統制の強化にも貢献します。
ユーザーインターフェイス
基本画面(ロールセンター)
Webクライアント/SharePointクライアント
Tabletクライアント
例えば「外出先で見積を作成してメールで送る」、「倉庫で在庫をチェックしながら棚卸数量を入力する」、「訪問修理の報告書をその場で作成する」など、Microsoft Dynamics NAVは”モバイルERP”という、全く新しいワークスタイルを提案します。
リボン
BI(ビジネスインテリジェンス)/レポートツール
Microsoftテクノロジーとの連携
Microsoft Office Wordを用いた帳票設計
各種の伝票や管理表などの社内帳票から、見積書・請求書などの外部文書まで、Wordファイルでレイアウトを作成し、出力したい情報をマッピングするだけで容易に帳票の作成・変更が行えます。開発環境
Microsoft Dynamics NAVの開発は、C/SIDE(クライアント/サーバー統合開発環境)と呼ばれる独自開発環境で行います。Microsoft Dynamics NAVのプログラミング言語(C/AL=クライアントアプリケーション言語)は習得が非常に容易で、業務要件に合わせたカスタマイズや自社内でのメンテナンスが可能です。テーブル
テーブルデータとテーブル定義から構成されています。
レポート
レポートの開発にはMicrosoft Visual StudioまたはMicrosoft Office Wordを利用します。
ページ
コードユニット
XMLポート
クエリー
システム構成例
Microsoft Dynamics NAV 機能一覧
財務管理(会計)から販売・仕入・在庫管理、生産管理、プロジェクト管理、サービス管理、そしてCRMまで、多くの業種・業態における企業のビジネスを協力にサポートします。
機能
概要説明
財務管理
Microsoft Dynamics NAVの全ての機能の中心です。総勘定元帳、売掛金/買掛金管理、固定資産管理等、会計処理を効率化し、財務情報の多角的な分析を支援します。
マーケティング管理(CRM)
Microsoft Outlookの予定表や仕事、連絡先と連携し、強力な販売ツールとして企業の営業・マーケティング活動を支援します。
販売/仕入管理
一括契約、直送、価格管理、納期回答、返品管理等の機能により、受発注業務を広くカバーします。
在庫/倉庫管理
受発注管理、生産管理機能と密接に連携し、入出庫をはじめ倉庫内の空間利用の最適化、在庫管理活動を支援します。
生産管理
BOMの作成をはじめ、生産オーダーの作成、生産計画の立案、スケジューリング、生産工程及び外注の管理など、生産管理に必要とされる基本機能をカバーします。
リソース/プロジェクト管理
長期的なプロジェクト活動における原価計算の詳細計画と管理を行います。
サービス管理
シリアル番号を追跡し、機器の保守・メンテナンスを実施するための機能を提供します。機器の保守契約管理を行うことも可能です。
従業員管理
社員の勤怠管理及び個人情報、資格情報、貸与品情報等の各種情報を管理します。
システム管理
ユーザー権限設定、アプリケーションセットアップ、ログ明細管理等が可能です。
グローバルソリューション
多言語、多通貨及び国別の法的・会計要件への対応など、システムをグローバルに利用するためのソリューションを搭載しています。