ニュースリリース

2021年1月5日PBC

年頭所感

新春を迎え、謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

新型コロナウィルスにより歴史の一頁に残る一年となってしまった2020年、国内外において観光、飲食、航空、交通、自動車をはじめとする多くの産業で、企業は厳しい経営を強いられることとなりました。そんな中、米国では大統領選挙が行われ、1月から新政権に移行されることになりましたが、日本では一足早く菅政権の発足がありました。コロナ対策と経済維持の狭間で苦しい政権運営が続いていますが、12月初めには新たな経済対策が発表されました。「新型コロナウイルスの感染拡大防止策」「ポストコロナに向けた経済構造の転換」「国土強靭化」の3つを柱としたものですが、「ポストコロナに向けた経済構造の転換・好循環の実現」では、厳しい経営環境にある中小企業の事業転換を設備投資の費用補助によって後押しすることで生産性の向上や賃金の上昇に繋げるとされており、実効性のある支援が期待されます。

一方ITの分野では、コロナ禍によりデジタル化の時計の針が一気に進みました。マイクロソフトのCEOであるサティア・ナデラ氏は「2カ月で2年分のデジタル変革が起きた」と述べています。企業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の広がりはコロナ禍の前から既に始まっていましたが、当時は「顧客視点でビジネスの新しい価値を生み出す」ことが必要とされ、攻めの経営に繋がることが求められていました。しかしパンデミック後のDXには「既存事業の一層の安定性向上やコスト削減」と「変化への迅速な対応と新規事業の創出」を実現するという、2つの異なる性質を求められていると言えます。

「既存事業の一層の安定性向上やコスト削減」を実現するにしても、「変化への迅速な対応と新規事業の創出」を推進するにしても、その要となるのはデータですが、そのデータが様々なアプリケーションに紐づいてバラバラに管理されていることがデータ活用の大きな壁になっています。弊社では、その課題を解消できるのがマイクロソフトのクラウドソリューションであると考えています。

弊社が提供するDynamics 365は、ERPとCRMを一つのソリューションとしてご利用頂けるクラウドサービスで、必要なアプリケーションを個別に導入することもトータルで導入することも可能です。さらに、Dynamics 365がカバーできない部分を補うローコードプラットフォームのPower Platform、データの器となるMicrosoft Dataverse、基盤となるMicrosoft Azure、これらを一つのクラウドソリューションとしてご利用頂くことが出来ます。データを中心とするこのクラウドソリューション群の活用がデータ活用の壁を取り払い、パンデミック後のDXに求められる「既存事業の一層の安定性向上やコスト削減」と「変化への迅速な対応と新規事業の創出」の実現に繋がるものと考えます。

新型コロナウィルスの影響により企業のIT予算は減速傾向にあると言われていますが、そんな中で企業は業務とビジネスの両面でDX推進にリソースを集中し早期のデジタル化を推進、売上の回復・増大に繋げていくことが求められています。弊社は、最先端テクノロジーを備えたマイクロソフト製品をお客さまに提供し、お客さまのデジタル変革に貢献していくことを目指します。

弊社がご提供するのは最先端のソリューションですが、お客さまと向き合うのは人と人。従業員一人一人が成長し、ソリューションだけでなく人としても信頼され、お客さまに選んで頂ける会社となるよう取り組んで参ります。

本年も変わらぬご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

株式会社パシフィックビジネスコンサルティング
代表取締役社長 佐伯明彦