ニュースリリース

2019年1月4日PBCPBC

年頭所感

明けましておめでとうございます。
皆様におかれましてはつつがなく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

今年はいよいよ平成が終わり、5月1日から新元号に代わります。海外に目を向けると、米中両国が相手側の輸出品への関税引き上げで激しいぶつかり合いを演じています。また近年の技術革新の進歩には目を見張るものがあり、IT覇権をめぐる争いが激化、一段と熱を帯びてきています。特に米中にとってIT先端技術の競争力を高めることは、世界の政治・経済・安全保障にかかわる重要な問題と位置付けており、米国は自国の優位性を守りたい、一方で中国は、米国をはじめとする世界各国において自国のIT関連製品やサービスのシェアを高め、攻勢をかけています。そもそも両者の利害が鋭く対立する中で、米国と中国が簡単に歩み寄れるはずがありません。この様に、グローバル社会では国を巻き込んだIT化が急激な進化を遂げており、今年も一段と加速する様相を見せています。また、多くの民間企業に於いても技術革新に取り残されない取組みとして、AIIoTといった「インテリジェンス」と呼ばれるテクノロジ-によって新たな革新が起きようとしています。

昨今は、ビジネスのデジタル化が加速しITシステムが多様化、情シス部門が抱える課題も多岐に渡り、最新テクノロジーへの対応、非効率な業務プロセスの改善、その他の人的な課題に対して場当たり的な対症療法で解決することは困難です。そこで現在の情シス部門に求められているのが、システムの開発・構築・運用という従来からの役割だけでなく、ITの立場からビジネスを理解し、その発展に貢献する「ITサービスマネジメント(ITSM)」への抜本的な改革が取りざたされています。弊社はこのITSMを、マイクロソフトのDynamics 365D365)をベースとした新たなビジネスモデルの構築によって実現してまいります。早々にD365 Business CentralBC)向け日本商習慣パックのエクステンション化に取り組み、Microsoftの認定を得て、Microsoft AppSource(マイクロソフトのソリューションカタログ)に公開しました。このように、日本におけるD365BCのリーディングカンパニーとして認知度を高めることで、マイクロソフトが目指す「デジタルトランスフォーメーション (DX)」と「働き方改革」への試金石となる仕組み作りを目指します。

【事業の成長戦略】
マイクロソフトのビジネス戦略であるインテリジェントクラウドビジネスに大きく舵を取り、SMB向けERPD365BC、エンタープライズ向けERPD365 Finance and OperationsFO)、さらに、顧客のニーズに合わせてモジュール単位で提供可能なD365 Customer Engagement (CE)を軸としたビジネスアプリケーションの提供によって、デジタルトランスフォーメーションに繋がる成長を目指します。

【事業の柱】
昨年、日本マイクロソフトがD365BCを正式に日本市場に投入したことで、今年は、マイクロソフトとPBCにおける、さらなる連携強化を目指します。D365BCのアジア向け商習慣パッケージ(日本語、中国(簡体字)、香港(繁体字)、タイ語、ベトナム語)をPBCMicrosoft AppSource上で提供することが、その取組の一つです。弊社がサービスを継続することで、「製品戦略」や「製品戦術」に於いても、他社との差別化を一段と加速させ、さらにグローバルパートナーとの連携強化にも繋がり、日本におけるDynamicsパートナーとしてのポジションを確立して参ります。

【事業の方向性】
マイクロソフトは数年前からMicrosoft Azure(マイクロソフトのクラウドプラットフォーム)を軸とした製品戦略に全面的に切り替え、オンプレミスが主体だったERPパッケージも、現在では、Dynamics ERPCRMを統合したMicrosoft AzureベースのSaaS型サービス「Dynamics 365」が主流です。また、アプリケーションのSaaS化に伴い、企業のニーズに合わせて開発可能なPowerPlatformPower BIPowerAppsMicrosoft Flow)とD365との連携も注目されています。弊社はその流れに則り、クラウド・AI・アプリケーションの民主化によるシステムの内製化をサポートして参ります。

【事業の差別化】
Microsoft Dynamics事業における「製品の理解」、「バイリンガル人材の確保」、「グローバルパートナーとの協業」等、他社に先駆けて取り組んできました。D365事業に於いても同様に、他社との「同質化戦略を回避」し、特に製造業種をターゲットに差別化施策を実施して参ります。

2019年の目標】
パートナー戦略の一環として、D365BCコンソーシアムを立上げ、日本における販売拡充を図ります。また、「個々の強化」、「企業風土」、「文化の改革」、「品格の形成」においても、社員の意識改革を実現することで、自ずと目標を達成する事が出来ると信じています。

今年は関電グループの一員として次のステージを目指す変革の年でもあります。20世紀は労働者が社会の中心的存在でありましたが、21世紀以降は、新しい概念はシリコンバレーから生まれてくると言われています。IT技術の進化が著しく、人工知能、ビックデータ、バーチャル・リアリティ、アルゴリズムが本格的に動き始める時代はすぐそこに来ています。これらの最先端テクノロジーを備えたマイクロソフト製品を顧客に提供できることは、個人の技術力の向上にも繋がると信じ、会社と共に成長して参る所存です。今一度、皆様に更なるご協力をお願いいたしまして、新年のご挨拶とさせて頂きます。

本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

株式会社パシフィックビジネスコンサルティング
代表取締役社長 小林敏樹