Stay at Home Week(Heartfelt Thanks Week)

30 4月

皆さん、おはようございます。吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications)です。4月もいよいよ終わりですね。この時期、ゴールデンウイークは、いつもなら帰省しているはずなのですが、今年はコロナウイルスの影響で政府より発せられた緊急事態宣言をうけて、東京に”ポツン”です。奮闘されている小池都知事の指示-”Stay at Home Week”を守りたいと思います。無理をして帰省するより、我々の日々の生活を支えてくださっている方々、見えない敵と戦ってくださっている医療従事者の方々へ、心から感謝する”Heartfelt Thanks Week”を選択しました。

さて、自分の生活で何が一番変わったか考えてみると、三密を避けて行動する、手洗いや嗽を徹底する、マスクの内側に更にガーゼを入れる、コンタクトをして伊達メガネをかけるだけではなく、日々仕事から帰ってきて寝るだけだった家で、できもしない料理を頑張ってみるようになったり、特に自分でも驚いているのは、買ってたもの、通販で届いたたもの全てを、洗うという習慣がついたという事です。

ジェフ医師のこのPVを見て、本当に怖くなりました。念には念をです。

昨日は、フェイスシールドが路面で普通に売られていることを知りました。。。。

このような状況になってはじめて、日常というものが、どれだけ大切なものなのか、普通に生活できることが一体どれだけ幸せなことなのか思い知りました。はやく、家族や友人に普通に会いたい。我慢、我慢の日々です。もう1か月以上在宅業務なのですが、その間に当社でも、テレワークに対応するため、衝撃的とも言っていいだろう変化がありました。具体的には、悪しき判子文化の停止、請求書の電子化がスタートしました。

請求書は従来の紙送付に代え、電子印鑑を押捺したメールによる電子的送付に変更を予定しております。今後は、この電子データ(PDF)での送付をもって、正式な請求書としての取り扱いとさせて頂きます。本件につきまして、お取引様の皆様におかれましては、ご理解、ご協力をお願いできればと思いますM( )M

コロナ君は、世の中のビジネスの在り方も、今後のビジネスモデルへも影響を与える存在にまで成長してきてしまいました。この数年でDXの推進スピードはどんどん加速化されていくのでしょうね。

室長は、職業柄グローバル企業の財務関連データ、製品/在庫データを見ることが多いので、”見える化”への取り組みを個人的に注視しています。皆さんも、日々刻々と変わるコロナの感染者数や死亡者数について確認できるウェブサイトをよく目にすると思います。私もウェブサイトをいろいろと見てきたのですが、最近は東洋経済ONLINEのサイト(https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/)にて状況を確認するようにしています。

<日本国内において現在確定している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の状況を厚生労働省の報道発表資料からビジュアル化した。>荻原 和樹 氏(東洋経済オンライン編集部)

移動平均線を表示するという一つのアクションが、状況把握のスピードをあげています。分かりやすく伝えるという事が、本当に大切だということを改めて感じています。

現在、日系企業のベトナム製造工場へDynamics 365を導入するプロジェクト(異なる製造業2社)を担当しています。以前、数回このDynamics Blogでも、状況を報告させていただきましたが、年明け以降、一切現地に出向かず、現地のDynamicsベンダーと協業しつつ、多言語で異なる製造業の異なる業態へシステム導入をしています。1社は本日要件定義の結果に基づき、後続ステップの導入・コンサルティングに対してご提案をさせていただきました。今後開発フェーズに入っていきます。もう1社は、明日5月から始まるユーザーテストのための環境をリモートにて構築中で、いよいよ6月から本番稼働を予定しております。現地に出向かずにシステム運用を軌道に乗せてみたいと、個人的にもいいチャレンジになってます。(時差は2時間なので、将来出てくるであろうアフリカプロジェクトをリモートでやれるか?という話とは少し別次元ですが)現実問題として、現地法人の方々、現地の協業ベンダーとのコミュニケーションの取り方には、より注意を払い、資料作成などの”見える化”含めた事前準備に、これまで以上の時間(工数)がかかってしまっていますが、幸い、ここまでスケジュールも遅延することなく推進できています。

ツールとしては、Microsoft Teamsを使って、ワークショップやディスカッションの内容を映像として記録したり、成果物もプロジェクト単位に保存するなどの情報共有を行っています。もう、Teamsなしに仕事ができない身体になってしまいました(笑)

当社でもDynamics 365に関するオンラインセミナーを開始したことを前回ご連絡させていただきましたが、徐々にご参加くださる方々が増えてきました。数回実施してみた結果、いただきましたフィードバックに、モジュール機能別セミナーの開催をご希望される声が多くありました。それにお応えすべく、会計編、生産管理編などが、いよいよスタートしますので、ご都合がつくようであれば、ご参加いただければ幸いです。→お申込みサイトはここ

結果、コロナの影響を受けることもなく、マイクロソフト社の売上(Q3)は伸びているようです(笑)

Dynamics 部門は15%の成長率のようです。ビジネスとしては堅調で、テレワーク環境へ対応しようとアクションをとられる企業も多く、弊社へのお問い合わせもコロナ禍にもかかわらず、物凄く増えてきていますので、個人的には想定内です。

ちょっと、脱線してしまいましたが、Dynamics 365で基幹システムを構築するプロジェクトでは、クライアントのマスタデータ(勘定科目、取引先、品目、置き場、製造BOM、製造工程、分析軸など)をシステムに投入します。また本番稼働の直前では、開始残高(オープニングバランスともいう)である債権債務明細、固定資産償却明細、B/S残高、受発注契約残、製造残など、時には過去データもシステムにマイグレーションします。その際に、Excelのスキルで、作業効率が劇的に変わります。我々はお客様からいただいたデータをシステムに取り込む作業を担当しますが、お客様から入手したデータの不一致などで作業が停滞することもよくあり苦労します。社会人において、Excelのスキルを身に着けることは本当に大切だということを実感します。という事で、最後に、Excelを学べるサイトをこっそりと皆様にご紹介しておきたいと思います。

お一人目は熊野整(ひろし)さん。投資銀行が教える!エクセルで学ぶビジネス・シミュレーション講座でお馴染みの方です。

レベルの高い財務講座だけでなく、Excel初心者向けのセミナー、企業研修を担当されたり、書籍も出されていらっしゃいます。分かりやすく伝える技術をお持ちです。↓こちら是非ご覧ください↓

お二人目は、Mr. ExcelことOffice TANAKAの代表、田中亨(とおる)先生。ご存じの方も多いと思います。

Microsoft MVPを長年受賞されていたので、私にとっても尊敬する大先輩にあたります。YouTuberになられるのかな?(笑)多くのセッション(本日現在65本)が掲載されています。↓業務の生産性が間違いなくあがるので是非ご覧ください↓

↓のようなセッションは、室長もスケジュールを作ることが多いので大変助かります。

Schooでも沢山講義をやっていらっしゃいますね。Schooは生放送が無料ですからお得ですね!

そういえば、そろそろお誕生日ですね!おめでとうございます!

是非、お二人のYouTubeチャンネルを登録をして、テレワークの空き時間にコツコツ学んでいただければと思います。

自宅にいることも増えているので、この機会に英語力をつけたいという方は、netflixやAmazon Primeで映画を見るのもいいですが、上記にてご紹介したCOVID-19 Food Safety Tips同様、いつも英語を教えてくれるJunさんが、コロナウイルスに関連する基本的な英語表現を身に着けることのできるセッションを掲載していますのでご覧ください。

製造管理を戦場にしている方は、書籍を手に取ってみるのもいいでしょう。生産管理のプロジェクトのキックオフの前にいつも目を通してるんで、もう何度読んだかわからないのですが、BOMについて体系的に学習されたい方には良書なのでちらもお薦めしておきます。

室長も、毎日コツコツ学習して、皆様のグローバルプロジェクトのお役に立てる存在でありたいと思っています。仲間のコンサルタントたちも日々奮闘して力をつけてきているので、Dynamicsな案件がございましたら、是非当社Pacific Business Consulting, Inc.までご相談くださいませ。

最後に・・・・しばらくは、コロナの状況は変わらないと思いますので、Teamsや、Zoomを使ったオンライン飲み会など、気分転換も忘れず、心身健康に過ごしていきましょう!

それでは、今日はこのくらいで。Let’s Go Mooooore Dynamics and Stay at Home !