上海セミナー開催報告(中国)

27 9月

皆さん、こんばんは!室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications)です。だいぶ過ごしやすい気候になってきましたね。こういう時は風邪をひきやすいので、皆さんお体に気をつけてくださいね。

さて、今日はラグビーワールドカップで盛り上がってきた日本から泣く泣く離れ、中国上海からこのBlogを書いています。

昨日は、釜石でウルグアイがフィジーに勝利するという奇跡(アプセット)が起きたようですね。2018年の試合では、68 vs 7 というスコアでフィジーがウルグアイに勝利したのですが、こんなことってあるんですね。。。日本も次のアイルランド戦なんとかならないかな。。。

https://twitter.com/rugbyworldcupjp/status/1176725229449732096?s=20

僕は、震災の後に友人たちと、釜石/名取にボランティアに入っていたので、あの釜石でワールドカップの試合が行われ、しかもウルグアイの選手が男泣きするような感動的なゲームの結末に、個人的に胸がいっぱいになりました。ウルグアイの選手、そら、泣くわね。

先週金曜日から始まった待望のワールドカップ日本開催ですが、皆さまお楽しみいただいていますでしょうか。僕は、ラッキーなことに、日本vsロシアのオープニングゲーム、事実上の決勝戦だといわれているニュージーランドvs南アフリカ、日本が決勝トーナメントにいくためには、いづれかに勝たないといけない両チームが登場するアイルランドvsスコットランドの3試合を、会場で観戦しました。オープニングセレモニーは感動的でした。

前半ひやひやしましたが、勝ち点5が取れてよかったですね汗

最近また、ラグビーを通じて、知り合いが増えてきました。

翌日の試合では、次元の違いを見せてもらいました。オールブラックスの生Haka最高でした。

日曜日の試合では、アイルランドがスコットランドを圧倒しましたね。雨のゲームであのFWのハンドリングレベルは相当うまい。次戦、厄介ですね。強烈でした。

ここで、室長が一番好きなシーンをちょっと紹介させてください。試合の前に選手が練習にグラウンドに出てくるのですが、練習が終わって、一旦ロッカールームに引き上げるんですね。リーチマイケルを先頭に、みんなが前にいる仲間の肩を押して歩くんですよ。このシーンを見るたびに、”キャーッ、みんなかっこいーっ”と思ってしまうんです(笑)One Teamになった侍魂を感じるんですよね。

このラグビーワールドカップを通じて、僕はダイバーシティについて改めて真剣に考えることが増えました。

さて、そろそろ本編に入りますね(笑)今日はですね。マイクロソフト上海にて、日系企業向けセミナーを中国のパートナー様と共に開催させていただきました。

まずは、マイクロソフト中国のNing氏(Dynamics 7年目のOne Commercial Partner所属)より、”Dynamics 365” とは?というセッションから。

なるほど、CRM結構中国マーケットに入っていますね。

セミナーを見守る背の高い王氏と孫氏(二人とも、足、なっげーなぁ)

続いて、Microsoft の担当者によるMicrosoft Azureの構築および関連サービス、製品・特長のご紹介。

Azureはやっぱり人気なのですね。お写真を撮られている方多かったです。

続いてパートナー様である蘇州大宇宙の王氏より、IoTやRPAなどのソリューションについて説明。

非常に丁寧でわかりやすい説明でした。

続いて、私どもより、Dynamics 365の海外導入事例やソリューションのご紹介(セッション前)

HoloLensのRemote AssistのPVを興味深く見られていた方もいらっしゃいました。

さて、そろそろスタートです。

まずは、自己紹介と会社概要、そして、PBC Dynamics Blog のご紹介。続いて、孫氏より、グローバル拠点すべてにDynamics 365を導入した事例の解説。

それから、日本が抱える大問題、およびDX365/働き方改革について。

続いてマイクロソフト製品を活用した働き方改革と、Dynamics 365の各々のサービス連携について。さらにはDynamics 365 Business Central の多言語・多通貨対応と商習慣機能群について。

Dynamics 365+Power Platformを活用しバックオフィスやBDMの働き方をどう変えられるか?という可能性を説明するセッション。

この後に、Dynamics 365 CRM⇔ERPの連携、Outlookから見積を起票、ERPの監査証跡機能、Power BIのデモンストレーションを行いました。(ここでは、かなりイメージをつかんでいただけたようです。頷いてくださる方、メモを取られる方が多かった。)

続いて、AppSourceからとれるISVソリューションや、HoloLensを使ってファーストラインワーカーの働き方をどのように変えられるか?という話。

そしてグローバルプロジェクトにおける一番の課題、”曖昧さ”の排除や、データ戦争について。

最後に、ジョージ氏より、Dynamics 365 Business Central と中国商習慣対応(ローカライゼーション)の説明。だんだん熱くなってくるけど、いいおとこなんです。

当社が開発してきたC-PACK(中国ローカライゼーション)機能パラメーターの説明。結構充実しています。

参加者の皆様が静かだったのが、ちょっと意外でした。中国では、もっと質疑が多いはずなのですが、日系企業にお勤めの中国人の皆様は少し控えめなのでしょうかね。今回のセミナーは、かなり内容が幅広く、新しかったので、IT担当者にとってはMicrosoft 製品/サービス利用の可能性が探れ、面白かったと思います。(そう、信じていますw)本セミナーが参加者の皆様のお役に立てますと本当にうれしく思いますし、日系企業の中国法人様でDynamics 365を沢山ご利用いただきたいです。

あと、補足情報としては、中国マーケットにおいては、PowerApps・Microsoft Flow はまだリリースされていません。CDSと合わせて来年なのでしょうかね。Teamsも現段階では、グローバルカスタマー(外資系企業)の利用がメイン。中国ではWeChatなのですね。HoloLensやLinkedInもこれからという印象です。CRMは600社の導入実績という事でしたが、もっとあるような印象を勝手にもっていました。

今回は、中国語の勉強になったDynamicsな活動になりました。次の海外セミナーはタイあたりかな。

‐‐‐‐番外編‐‐‐‐

最近、裸の上にユニフォーム柄を直ペイントすることで世界的に有名になってきた漠さんから目が離せない状況ですw すごくないですか?これ。

上海蟹もそろそろシーズンスタートですね。大変、おいしゅうございましたw

‐‐‐‐番外編‐‐‐‐

さぁ、土曜日は、いよいよ”アイルランド戦(静岡)”ですね!スターティングメンバーも先ほど発表されていましたね。次戦は、同じ”りょうへい”という名前の山中亮平選手(FB/フルバック)のTRYに期待したいと思います!

それでは、恒例になってきましたが、Let’s Go Moooore Rugby and Dynamics !!!!