セミナー開催報告-ご存知ですか? “Microsoft Dynamics 365”-(日本)

19 5月

皆様、こんにちは。Dynamics特派員こと、戦略室長の吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications)です。週末いかがお過ごしでしょうか? ゴールデンウイークが終わり、次の夏旅行の手配に動き出している方、秋のラグビーワールドカップ(RWC)、来年の夏のオリンピックの参加を楽しみにしている方も多いのではないかと思います。

実は、室長はRugby経験者(高校時代)なので、今年の秋は出張にはいかず、日本で試合を観戦しようと戦略を練っています(笑)

RWC2019は、9月20日~11月2日までの開催です。ついに念願の日本開催ですよーっ!

記憶にあるでしょう。前回ジャイアントキリングとなったスプリングボックス(南アフリカ)戦。ここで、今一度、見てみましょう!ペナルティーを得てから、リーチ・マイケル主将が、”スクラムを選択”した時点から、涙がこぼれ。。。昔の日本代表だと考えられない選択肢。ペナルティーキック3点で同点を狙うのではなく、トライの5点を取りに行った。その覚悟が勝利を呼び込みましたね。FWが一丸となっているシーンが↓のPVで確認できます。今考えると、この判断がすべてを呼び込んだのだと思います。あとから聞いた話では、エディー・ジョーンズヘッドコーチの指示はペナルティーキック。現場の判断を優先した。あのシーンで、なっかなかできることではないかと。ここに日本人と外国人の判断力の差もあるように感じました。

今回、日本は、アイルランド・スコットランド・ロシア・サモアと同じプールAに入っていますね。予選突破するには、ロシアとサモアに勝ち、アイルランドかスコットランドに勝利することが条件になります。なので、予選突破の感動のシーンは10月5日のサモア戦か、10月13日のスコットランド戦になるはずです。勿論、ロシア戦と、アイルランド戦も大切です。

では、開催会場を見てみましょう!

12会場と、日本全国で開催されます。欧州・アフリカ・オセアニア・北南米から多くのRugbyファンが日本にやってくるので、日本のIn-Bound戦略の腕の見せ所。いやぁ、こりゃたまらんですなぁ。

前回のスプリングボックス(南アフリカ)戦は興奮しました。友人が現地に行っていたので、そりゃもううらやましくて、、、、今回は日本開催、室長もしっかりと参戦したいと思います。

僕は学生時代に豪州に留学していたことがあって、そのときにワラビーズ(豪州) VS オールブラックス(NZ) の試合を観戦したことがあるのですが、選手たちと同じ高さで試合を見ると、そのスピードと迫力に圧倒されます。また、ハカ(Haka)を生で見れる最高のチャンスなので、日本戦のチケットが取れなくても、NZ・トンガ・サモアなどのHakaを魅せてくれる試合を選んで会場に足を運んでみてほしいです。鳥肌がたちますよ。

個人的にはスタンドオフとインサイドシ―ティービーが前回大会と比較して重要になるような気がしています。日本代表がどこまでホームグラウンドで結果を出せるか?ブレイブブロッサムズ(愛称)を応援したいと思います。

さて、実は今日は珍しく日本からこのBlogを書いています。というか来週からタイ(バンコク)出張なので準備に追われています。体調管理もしないと、現地でDynamicsなパフォーマンスが出せないので、いつもよりしっかりと睡眠をとるように心がけています。3月-4月といつものように移動も多く、決算もあったので疲労がたまっていますかね。としですかねw。

実は、今週15日の水曜日に、日本マイクロソフト品川オフィスにて、セミナーを開催しました。セミナーはBlogを書くまでがセミナーなので、振り返りをしておきたいと思います。

過去2年は、4月の開催で、何れも2社の導入事例を含め半日ほどの時間をとって、ご紹介させていただく春のセミナーだったのですが、今回は、2時間弱のセミナーでもあるにも関わらず、多くの方々にご参加いただき誠にありがとうございました。(特に後ろの方ですが、お席がなく、立ち見になってしまった皆様、大変申し訳ございませんでした)

まずオープニングは、”What’s Dynamics 365 ?”というお題目でマイクロソフト株式会社から、

パートナー事業本部BDMの山下さんのプレゼンテーション。入社からずっとメインはDynamicsを担当。僕が認める数少ないDynamics戦士ですね。熱くて責任感が強い、いい男なんです。

ビルゲイツからサティアナデラへの時代の変遷。マイクロソフトの今のミッションについて。

Dynamics 365がリリースされたのは、2016年7月なので、ほぼ3年がたった。

YoYでDynamics 365は61%の成長。

でました!2025年の崖。ご存知でない方は→こちら←を見ましょう!

データが、サイロ化(分断)された状況について。DXを実行するにはMicrosoft のクラウドさん兄弟で。

Open Data Initiativeを見据えて。

コネクタの数から、データがつながり易い世の中へ。

下記のスライドを用いてマイクロソフトがどのようにDXをサポートしていくかを表現。OSSやオンプレミスオプションにもきちんと触れていて、えらい!(そのとおり)

続いて、室長のほうから、”マイクロソフトのビジネスアプリケーションデザインパターン”というお題目で。

上記に記載していますが、僕の知人たちからDynamicsってわかりにくい、利用シーンがイメージしづらいという声がいくつかあり、今回のセッションタイトルを決めまたというのが経緯でした。

まずは、自己紹介から。

各国から投稿している本Blogの紹介。Dynamicsな活動が、実は甘くないという事がよくわかるかと(-_-;) 6月も、7月も、このblogで諸々の活動を共有していく予定です。

本日潜伏中のMicrosoft  MVP仲間たち(笑)

Dynamics ERP(BC/FO)・グローバル展開・ローカライゼーションなどに関しては、是非室長に。

本日この後のセッションでPowerPlatformのデモンストレーションを瀬戸谷と担当する加賀田ですが、元々はAccessのMVPで現在はPower BI UGのオーナーとしてPowerPlatformの領域で活動してます。次のセッションの、加賀田猛、瀬戸谷武志のたけし1号2号によるセッションも楽しみにしていただければと思います。

となりの清水優吾さんですが、加賀田と同様にPower BI界隈で活躍されており、Power BI王子と呼ばれています。本日は、PowerPlatformに関して質問をされたい方も多いと思います。

続いて、杉本和也さんですが、私と同様Business Applications領域で活躍中ですが、Mr. APIと言われており三度の飯よりもAPIが好きとのこと。CDataにお勤めです。Dynamics関係のConnectorを網羅的に用意されていますので、DynamicsとのAPIでお困りの方があれば是非情報交換をされてください。

続いて、斎藤嗣朗さんですが、世界でも数少ないMicrosoft ProjectのMVPです。問題解決のプロフェッショナルでBPRやプロマネのスペシャリストです。案件でお困りの方は是非情報交換されるとよろしいかと思います。

それから右のほうは、、、ちょっと雰囲気が変わってきていますが、世界で勝負する気鋭のVR/MR集団、Hololabの中村社長、立原さん、古田さんです。Dynamics365にHoloLensが連携開始しました。本日、冒頭で遠隔地からサポートするというRemote AssistのPVが流れていましたね。面白い時代になってきました。(でも、立原さんにはこの写真だけでは挨拶に行けないねw)

えっと、本日は18時までのセミナーなので、18時10分くらいまでは、いろいろと質問が無料でできるかと思いますので希望する方々を是非捕まえて、お名刺交換などしていただけるとよろしいかと思います。18時05分までは無料で対応してくれるかと思いますが、それ以降はw

弊社マーケティング担当から、「複数の課題解決シナリオに対して、その背景から課題、結果をもとに最適なアプリケーションデザインパターンをご紹介します」というお題を与えられて、、、本日ご参加の皆様の所属会社のウェブサイトをみせていただいて、経営側からデジタルビジネスと働き方改革について記述があるものが多かったので、社内BPRの基本である3M(ムリ・ムダ・ムラ)やMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)にふれつつ、DX365というキーフレーズを創り出し、変革の中でビジネスインパクトを最大化する為の働き方としての考え方、「はやく決めて、はやくやる、はやくかえる」について説明。

続いて、

このようにつぶやいてくれている方もいました。いい感じです。それが狙い。

上記の状況をもう少し具体的に説明。そのうえで、クラウド&エッジの必要性、更には働き方を支えるマイクロソフトのテクノロジー、そしてファーストラインワーカー(80%以上を占める)へのサポートも必要と説明を加えた。

なので、↓弊社ミッションは↓になるわけです。内製化できないシステムなんてつくっちゃいけないのです。

続いて、マイクロソフト社が考えているデータ戦略とその実装方法について。

本日のセッションで解説する領域の説明。

Power Platformに関しては、→この記事←を読んでおきましょう!

実際にDynamics 365 とどのように合わせて利用するか?は次のセッションで解説しますと補足。続いて、最近の基幹システム、周辺システムに関するトレンドについて補足。

続いて、年末にリリースした日本語版のDynamics 365 Business Central (D365BC) の選定理由を共有。特にOffice 365 連携・Dynamics 365 のシングルプラットフォーム・CRM⇔ERP・グローバルというキーワードを交えて解説。

どのようなDynamics 365クライアント様が更に増えていくだろうか?を想定し解説。

本社SAP/ Oracleユーザーの皆様の海外子会社への展開。本社の基幹システムを含めてDynamics 365 へ。是非お待ちしております!→Dynamics@pbc.co.jp

本社からの指示でDynamics 365 を日本法人に展開。是非お待ちしております。→Dynamics@pbc.co.jp

Office 365 ユーザー様で、基幹システムをDynamics 365 を選定する場合。更にはPower Platformを合わせてDXを実現したい。是非お待ちしております。→Dynamics@pbc.co.jp

そして、いよいよデザインパターンへ。

Dynamics 365 の特徴、AzureやOffice 365 との連携。クラウド3兄弟。更にHoloLensと連携。

かなりのビジネスプロセスが網羅されているのが、この図↓

当社が開発しているD365BCの5ヵ国ローカライゼーションは↑図のAppSourceの中に入ってきます。当社のISV(業種別ソリューション)のExtensions化も急がなくては。

続いて各サービス内にある機能概要の説明。どうやら、これがD365をとっつきにくくさせている理由のようです。

業務の役割別にどのようなサービスを利用することが考えられるか?というお話。

最初は、CRM⇔ERP連携のデザインパタンですが、

いくつかの肝になるポイントがあるわけですが、CRM・ERPともに顧客マスタの名寄せ機能必要。更に、CRMの見積もり→ERPの見積もりというI/F、そして見積もりの版管理、更には見積もりから受注を作成する際に与信限度額のチェック。Dynamics 365 であればこれが可能。

更に、CRMに見積もり入力することもできるが、営業事務の方は上記のようにOutlookの中から見積もりを作成することも可能。この次のセッションで実際のデモンストレーションがあります。

続いて、下記のERPのSCMへのデザインパタンですが、

外注倉庫がある場合、同じERPの倉庫モジュールを倉庫端末で入出庫処理する場合もあれば、入出庫情報を倉庫に渡し、入出庫実績を倉庫からもらって債権債務をERP側で計上する。更にEDIで完全にデータ連携する場合がデザインとしてよくある。Microsoft Flowを活用すると、倉庫での入庫処理が終わると購買担当者へ、出荷処理が終わると販売担当者へメールを送信するようなロジックは非常に簡単に実装可能となる。また入荷検品・出荷のピッキング処理・棚卸処理などは現品票に印字するQRコードやバーコードをPowerAppsで作成したアプリで読み込み、次プロセスを行う事が可能となります。入荷・出荷・棚卸の結果などはPower BIで見える化しても面白いかもしれません。勿論そこにML(機械学習)やAIなどを連携させ更なる生産性向上の一助にしても面白いでしょう。

次の小売業におけるデザインパタンですが、リテールとオペレーション、ビジネスセントラルとLS-Retailという組み合わせて、規模に応じて実装が可能です。

通常小売業においては、店頭販売以外に、通常の卸、委託、通信販売があります。これらへ対応する機能もあります。リテールモジュールではPOSのアプリケーションが直接構築でき(POSの画面のデザインなど)、オフラインのPOSへ商品マスターや価格マスターなどを配信することができます。POSで日時締め処理を行い、日計集計を行う事でERP側へトランザクションが連携されてきます。またDynamics 365 for Marketingを活用すると、DMの作成や送信、イベントサイトの構築などの業務への対応が可能となります。

次は、フィールドサービス業務へのデザインパタンですが、

Dynamics 365 for Field Service (D365FS)と、D365 BC /Dynamics 365 for Finance and Operations (D365 FO) の組み合わせで実現できます。

下記のようなメリット・ディメリットがあります。

  1. は別の会計PKGにD365FSからデータ連携するので、管理会計データが会計側に抜け落ちる。会計側からFS側へのデータ追跡ができない。
  2. はBCやFOを活用するも、販売の請求書とサービスの請求書がバラバラになり両方のデータが一括請求書にのならない。会計側からFSへのデータ追跡ができない。
  3. はFSとERP(BC/FO)を連携させ、HoloLens+Teamsを活用しリモートでサービスオーダーの入力を行う。ライセンスはそれなりにかかるが、ERP側に必要なデータが集まる。大規模導入向け。
  4. はFSとERP(BC/FO)を連携させ、PowerAppsで作成した作業報告書入力アプリを活用しサービスオーダーの入力を行う。ライセンスはそれなりにかかるが、ERP側に必要なデータが集まる。大規模導入向け。
  5. はERP(BC/FO)と、HoloLens+Teamsを活用しリモートでサービスオーダーの入力を行う。ライセンスは比較的安い。すべてのデータがERP側に存在する。
  6. はERP(BC/FO)と、PowerAppsで作成した作業報告書入力アプリを活用しサービスオーダーの入力を行う。ライセンスは比較的安い。すべてのデータがERP側に存在する。

HoloLensのRemote Assistを活用した場合のイメージはこちらでご確認ください。

続いては工事やプロジェクトなどの業務へのデザインパタンです。

Dynamics 365 for Project Service Automation (D365 PSA)と、D365 BC /Dynamics 365 for Finance and Operations (D365 FO) の組み合わせで実現できます。Project Serviceでは経費の入力ができます。

メリット・ディメリットに関しては、FS+BC/FOの場合と同じなので、皆さん是非考えてみてください。

続いては、タレントマネージメントのデザインパタンですが、下記のようにERP側には人事管理や従業員管理があります。経費精算して、未払いを立てて、それを経理が社員に振り込むわけですから、ERP側に必要な情報として存在しますね。

別途Dynamics 365 for Talent (D365T) には、

Attract (採用)、Onboard(入社準備)という応募内定者向けの機能や、チーム力向上のための機能や通常の人事管理のコア機能が存在します。ゆくゆくはLinkedInと連携していくようです。

下記ではOnboard機能を活用して、内定者にミッションの理解、会社紹介のPV、セミナーへの参加を促し、その期限なども設定することができます。また、サポートしてくれるチームメンバーの役割や照会、会社で利用できるリソースなどの設定を行うと。

下記のようなポータルが作成され、内定者は入社前にいろいろな準備ができます。新しい職場と一緒に働く仲間の情報を事前に得られてWkWkしますね。これ。

タレントの時代と言われる現代に生きる我々にとって、評価というのはとても大切です。Job Description(職務記述書)に対して、どのように結果を出したのか?それを見える化することが必要です。

D365TはCommon Data Service (CDS)上に開発されており、Power BIを埋め込むことができるので、下記のようにD365の他のサービスに存在する個人の評価に係る活動情報をMicrosoft Flowを活用して、D365TのCDSへ収集し、評価データを作成するといいかと思います。

いくつかのデザインパタンを解説してきましたが、マイクロソフトが提唱しているデジタルフィードバックループというコンセプトで、データを取集、データを連携&合成、そしてビジネスの成果の改善に活かす。

このようにDynamics 365やPower Platformを活用することで、下記のように製造・保守・小売業界においてDX365の実現が可能となっていきます。

デジタルフィードバックループ(DFL)の実装が、デジタルビジネスを加速化させる。室長の解釈では、Dynamics 365 + Power Platform +AI/ML(機械学習)が下記のようにDFLを創る。結果として働き方改革につながっていく。

↑の右下は、”製品”の改革以外に、プロジェクトの中にあるデータから”サービス”の変革も含むべきかと。

ということで、まとめ。マイクロソフトは10種競技では負けないということ。そして、マイクロソフトはビジネスに必要な顧客のコアデータを各種サービス内に保持している。更にはCDSへ、他のあらゆるシステムからのデータを取り込む準備が進んでいる。更に、AIが解析して、インテリジェントをあらゆるところに返していく仕組みが整いつつある。

全ての会社はソフトウェア企業へなっていく。欧米の経営者がかなり発信するようになってきたフレーズです。企業はMicrosoft・SAP・Adobeなどに技術面で依存するが、単にデジタル技術を消費するだけではなく、デジタル技術を生産している。マーケットの中で、自社のITシステムの競争力を維持していくために、企業はあたかもソフトウェア企業のように活動しなければならないことに気付きはじめた。例えば、Amazon。また、WalmartのようにITを活かして自社の強みを伸ばした従来からの小売り業者などが典型例です。

開発元やベンダーは、(顧客を)自社から製品やソリューションを購入するお客様と考えるのではなく、(顧客を)革新的なソフトウェア企業と考えていく必要がでてきています。

本来であれば、DXを考える際に、セキュリティーに関する議論は必須ですが、本日は時間の関係上、割愛させていただきました。Microsoft 365をご利用いただけると、Office 365+Enterprise Mobility&Security+Windows 10が活用でき、これ自体がセキュリティー対策の一助になります。

室長のセッションは以上となります。是非Dynamics 365 +Power Platformをフル活用し、DFLを実装、DX365を実現。時代にあった働き方ができるように変えていきましょう!

次は、D365 + Power Platformについて。

たけし1号2号によるセッションはじまりました。

冒頭少しだけ、Dynamics 365 のモジュールの説明。

どんなデモで魅せてくれるのか?wkwkしますね。

まず最初に、CRM⇔ERP連携についてですが、先ほどのセッションで吉島が申し上げたように、CRM・ERPそれぞれの中でカップリングという名寄せ機能があります。CRMの見積→ERP見積とデータ連携ができる仕組みも当然ありますが、営業事務の方にとっての、理想的な見積もり作成オペレーションを、これからデモンストレーションをさせていただきます。

まずOutlookに下記のように、見積もり依頼がきました。

右の画面>Business Central>連絡先インサイトを選択します。

すると、右のほうに新しい画面が出てきます。ここで、このメールアドレスが所属する得意先の売上・売掛金の年齢・案件数・見積数・受注数などの情報が確認できます。

右の画面のTopのほうにあるボタンから販売見積を選択します。

なんと!なんと!見積の明細に入力する商品の提案をシステムが出してくるのです。

その他見積もりに必要な情報を入力し、

上長に承認依頼、承認されたら見積書をメールに添付。クライアントから発注します!というメールが来たら同様に、この見積を検索し、受注へ変換することができるのです。

Outlookで受け取ったメールの内容から、自動で見積もりをOutlookのアドイン機能が作成した瞬間、会場の皆さんはかなり驚いていたようです。これは業務効率があがりますね。

この写真だと、ERP側からCRMの案件数、見積数が確認できますね。

続いて、こちらも吉島から説明のあったPower Platform の3Aという最近の考え方のお話。

まずは、PowerAppsの説明と、デモンストレーションのイメージ。

キャンバスアプリとモデル駆動型アプリの説明。

品目マスタを申請する画面の作り方。

続いて、Microsoft Flowの説明とデモンストレーションのイメージ。

社内の利用事例のご紹介。

次は、Power BI。

社内の活用事例のご紹介。こちらは、Directions ASIA 2019でもう少し詳しくデモをしたので、→こちら←をご覧ください。

ERPの確定データと、CRMの未確定データをもとに売上をシュミレ―ション。

社内Power BI活用のデモンストレーション。

最後はPower BIにAIを合わせて活用して。

いかがでしたでしょうか?Dynamics 365 と合わせたPower Platformの活用イメージ。これからどんどんAI機能が搭載され、実業務や運用保守が楽になっていくでしょうね。本セッションが、少しでも皆様自身の業務に活かせると幸いです。たけし1号2号お疲れ様でした!

そして、最後はパネルディスカッション。

CECの溝道さんとの初パネルディスカッションは、ほんと面白かった!

だいたい我々二人がそろうと、”Dynamics臭がする”というふうに知人たちから揶揄されるのですが、皆様のお力を借りて、日本のDynamicsマーケットを更に盛り上げていきたいと思いますので、引き続き宜しくお願い致します!

このパネルディスカッションはご参加いただいた皆様に限定とさせてください。溝道さん、ありがとうございました!また近いうちに浅草で反省会を企画させてください。

本日のセミナーを振り返ってみると、結局DX365とWork Style Reformは双方向で考えないといけなさそうですね。

つまりは、DXするなら働き方を変えることが必要。働き方を変えるならDXしなくては不可能。

セミナーに、ご参加いただいた皆様、お忙しいところ本当にありがとうございました。少しでも持ち帰れるものがあったならば幸いでございます。時代に見当った働き方をしていくために、是非DX365な活動を全員でやっていきましょう。

さて、本Blogを最後までみてくださった皆様には特別に、セミナーの資料(3種)を共有しておきます。ダウンロード期限は5月24日(金曜日)となっています。→ダウンロードサイト

下記の画面にたどり着けなかった(有効期限ぎれ)方はごめんなさい。また秋頃?にセミナーを開催しますので、是非会場にいらしてください。お会いできるのを楽しみにしております!

セミナーですが、全体評価も、かなりよかったようです。次回は更に進化した ”Dynamics 365 +Power Platform” をお見せしたいと思いますので、是非また会場にいらしてくださいね!

それでは、今回はこのくらいで。来週はタイのバンコクから投稿予定です。

Let’s Go Mooooore Dynamics !