皆さん、こんにちは。室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications)です。実は、先週のアトランタ出張の影響で、まだ若干時差ぼけです。先日次のBlogは中国からと申し上げたのですが、マーケティングチームが営業支援EXPOに出展しているので、今日はイベントについて少しBlogを書いておきたいと思います。
どんな展示会なのか?ですが、→営業支援EXPO夏←
開催日時2019年6月19日-21日 場所/東京ビックサイト西4フォール
日本最大!「営業強化」に特化した商談展
”SFA/CRM、営業アウトソーシングなど、営業強化・効率化のためのサービスが一堂に出展。日本初の営業に特化した専門展として2014年の初開催以降、毎年規模を拡大して開催。 「自社の営業を強化したい」「営業を効率化して売上げを伸ばしたい」と考える営業部・営業推進部などの方にぴったりな展示会”と記載があります。
昨年度の様子はこちら→Blog←
↑昨年度↑当社は、Dynamics CRM⇔Dynamics ERP(NAV)の連携を展示しておりました。
今年のテーマは、
Inside & Field Salesを強力にサポート!!DX/CXで営業プロセスを改革!!
というコンセプトです!
Dynamics365は、”顧客満足度・価値向上”になるのですね。テレワーク・CMS・RPAといった各種ソリューション/サービスを合わせ、“One Stop X Solution” と表現しています。
当社Pacific Business Consulting, Inc.は、Dynamics 365 というマイクロソフトのビジネスアプリケーション群のDynamics 365 for Sales (CRM)⇔ (ERP)Dynamics 365 Business Centralを展示しています。↓下図参照↓
Dynamics 365 for Sales (CRM)⇔ (ERP)Dynamics 365 Business Central
何故、CRM⇔ERP連携が必要かというと、去年のBlogや、いくつかのセミナーでお話してきた内容(直近だと5月15日のセミナー)と同じなのですが、↓これにつきます↓
一般的なCRMパッケージは、顧客・営業商談管理を行うだけのものが多く在庫管理機能を持ち合わせていません。販売商材の商談データは入力するが、仕入/購買などはCRMで管理しません。その場合、財務会計/管理会計のデータがうまく取れなくなります。勿論、会社の棚卸在庫の評価方法が”標準原価”だった場合、売上原価は容易に計算できます。しかしながら、日本や中国でよくある月次総平均法や、先入先出法(FIFO)だったらどうでしょう。やはり正確な原価計算を実施し、リアルタイムに管理会計を行うためのERP機能が後ろに必要になるのです。
では、連携時にどのような事を考慮し、設計しておかないといけないでしょうか?
- マスタ(顧客・品目・品目単位・通貨など)の連携
データ連携のエラーがあれば、ロールセンターで確認。
- 見積もり作成、受注処理はどっちで?
ポイントは見積作成やその版管理をどこでやるか?ですね。
- 与信限度チェック
見積もりから受注に変えたタイミングでチェックがあるべきですよね。
- 伝票連携(見積伝票→受注伝票)
与信限度管理をERPで実施するならば、CRMでは見積もり作成まで、それをERPへ取り込み、受注伝票へ変換。伝票のステータスが変わったことを、CRM側に返す必要がありますね。
- 売上&債権結果連携
売上の計上や、債権管理を考えると、請求のステータスはCRMに返す。入金処理時も同様にデータをCRMへ返す必要がある。
ここで友人であるIvan氏の連携に関するデモンストレーションを見てみましょう。
- 赤伝票処理
CRM側での赤伝処理をどうするか?ERPとどう連携するか?ここが鍵ですね。
- 必要なライセンス
是非、会場の担当者に詳しく聞いていただけるとありがたいです。
Part1~Part4までのCRM⇔ERP連携のPVがあるのでご覧ください。
Part 1: Integrating with Microsoft Dynamics 365 for Sales
Part 2: Integrating with Microsoft Dynamics 365 for Sales
Part 3: Integrating with Microsoft Dynamics 365 for Sales
Part 4: Integrating with Microsoft Dynamics 365 for Sales
—番外編—
展示の準備の時に、撮影したものです。
改めまして、営業支援EXPOは本日より3日間、東京ビックサイトで開催中です。会場で皆様とお会いできるのを心より楽しみにしております♪ Let’s Go Mooooore Dynamics !