Microsoft Business Application Summit 2021

5 5月

皆様、おはようございます! 室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business ApplicationsMicrosoft Regional Director) です。5月4日の午後はDirections Asia 2021がオンライン開催されていましたが、同日の深夜から朝にかけてMicrosoft Business Application Summit 2021がオンライン開催となっています。日本にいながら時差ボケになるという日々をおくっております。皆様はゴールデンウイーク楽しめていますでしょうか?

さて本Blogでは、マイクロソフトのビジネスアプリケーション祭り(一大イベント)の備忘録としたいと思います。

今年のオープニングキーノートのタイトルは、ジェームズ氏(President Business Applications Group)とアリサ氏(Corporate Vice President,Business Applications & Global Industry)の黄金コンビが、

「Enabling innovation everywhere with Microsoft Business Applications」

というタイトルで、ビジネスアプリケーションポートフォリオの新機能と今後の戦略、およびソリューションとコミュニティに投資し、グローバル組織のビジネスを成功に導きそのスピードを加速化させる方法について掘り下げていく効果的なセッションでした。個人的に特に印象に残ったのは、コロナワクチンの接種状況を事例として取り上げていて、タイムリーかつ、なんというスピード感なのか、と正直驚きました。(日本とは大きな違い)

ローコード/ノーコードなPower Platform領域のキーノートはチャールズ氏(Corporate Vice President, Low Code Platform PM Director)とライアン氏(Partner, Director PM – Power Apps)が

「Empower every dev to go faster with Microsoft Power Apps」

というタイトルで、さまざまな機能のデモを行い、顧客のサクセスストーリー、新機能、および今年後半(2021Wave2)のロードマップについて解説されました。ご存じの方も多いと思いますが、Microsoft Power Appsは、ビジネスユーザー、ITプロフェッショナル、およびコーダーの開発速度と効果を向上させる機能を備えた、業界をリードするローコード開発プラットフォームです。

前段の何故にマイクロソフトがローコードに注力しているか?というくだりが強く印象に残っています。3つの理由を取り上げていました。シンプルですが、力強いメッセージでした。経営側は↓を理解してIT部門、業務部門をトランスフォームしていく必要があります。

1つ目は、かつてないレベルでデジタル需要が急増していることです。今後数年間で5億個の新しいアプリを作る必要がありますが、これは過去40年間に作られたすべてのアプリの数を超える数です。

それに加えて、開発者の数が足りないという事実もあります。米国だけでも100万人の開発者が不足しており、それは年々悪化しています。

そして3つ目は、大規模なロックダウンを経験したばかりだということです。COVID-19とそれに伴う仕事への変化をまだ経験しています。現在、労働者の42%が遠隔地にいるため、共同作業の方法やビジネスプロセスを完全に再構築する必要があります。

この問題を解決するには、全員にコードを書くことを教え、全員がVisual Studioを開いてアプリケーションを作り始めるのが最善の方法だと思われるかもしれません。しかし、それは現実的ではありません。そんなことはできないでしょう。しかし、ローコードツールを使えば、誰もが開発者になることができます。また、ローコードを使えば、誰もが開発プロセスに参加することができます。ビジネスユーザーでも市民開発者でも、IT管理者でもIT専門家でも、コードを書くのが好きなプロの開発者でも、ローコードを使えば、より速く、より良いソリューションを構築し、会社の運営方法を変えることができます。

相性のいいMicrosoft Teamsがあれば、Dataverse for Teamsを活用できるので、アプリケーションの作成、共有、利用がより便利になりますね。

続いて、Dynamics 365 領域のキーノートはモハメド氏(Corporate Vice President, Dynamics 365)が

「Elevating end-to-end experiences and building deeper relationships」

というタイトルでした。ビジネスの世界は、データ、インサイト、コネクティビティによってかつてないほど豊かになってきました。Dynamics 365は、あらゆる境界線を取り払い、組織のすべての人が顧客との接点から、新たな価値を創造できるようにデザインされているということを事例やソリューションを交え解説しました。こちらもご存じの方が多いと思いますが、Dynamics 365 とはマイクロソフトのビジネスアプリケーションスウィート製品です。本セッションでは、4月に開催されたMicrosoft Igniteで発表された内容に加え、新しい取り組みやリリース予定のいくつかのソリューションが発表されました。

↑上述の3セッションでは、”マイクロソフトがいかにコミュニティーを重視しているか”ということが充分伝わってくる内容でした。大切な事なんだなと改めて認識しました。

本イベントにおけるPower BIに関する発表

引き続き時間の限り、残りのブレイクアウトセッションを見て学習を深めていくつもりです。また辞書を使いながら、日本語でA4/30ページくらいのメモをとったので、またセミナーなどで皆様に情報共有をしていきますので楽しみにしておいてくださいね。それにしても、英語を正しく理解し、日本語に正しく書き起こすことは、なかなか骨が折れるものですね(涙)

それでは、明日午後もDirections Asiaの2日目がオンラインで開催されるため、本日はこのくらいで。Let’s Go Moooore Dynamics and Power Platform !!