DIRECTIONS4PARTNERS VIRTUAL 2020 開催報告

28 11月

皆さん、こんばんは。室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications| Microsoft Regional Director)です。お元気ですか? 日本もいよいよ第3波、この2-3週間は結構大事な時間になりそうですよね。長きにわたる、おうち生活も徐々に疲れが溜まってきていませんか?こういうとき、Amazonサイトを見ていると、無意識にポチる可能性があるので、皆さんも気を付けてくださいね。

室長は、運動不足解消のために、近所のスカイツリー周りを散歩したり、20秒ほどで行ける屋上で素振りをしたりして、少しでも体を動かそうとしています。皆様は、どのような気分転換をなさっていますか?今度教えてください。あー、はやくオフラインで皆様とお会いしたいです!

さて、今日は10月に開催されたDIRECTIONS4PARTNERS VIRTUAL 2020(参加者2806名)の振り返りを備忘録として、ここに転記しておきたいと思っています。

前回のBlogにて、我々がどのようなセッションをやったか?はこちらをご参考までに。

本イベントは、バーチャル会場が使われたのですが、ビジネスっぽいつくりになっていたので、冒頭は、イベントの裏側を、動画で少しだけご紹介しておきます↓

受付ですね。

イベント会場のイメージですね。

会場のロビーですね。

セッションリストは下記のように確認することができました。

展示をされている企業やソリューションのご紹介サイト。

展示会場のレイアウトですね。本Blogの後半に各々のBoothについてイメージをハリハリしています。

キーノート会場ですね。

こちらが、我々のセッション動画も流れた会場です。ベルリン部屋でした。この部屋の名前は過去にDIRECTIONS EMEAが開催された都市になっていました。

こちらがラウンジです。アジア枠、ドイツ語枠、フランス語枠と、言葉のビハインドを補填するような仕組みですね。ドイツの業者が入って構築しているからですね。日本人がドイツ人とはお付き合いしやすいのは、こういう言葉のカルチャーにも、似たところがあるからでしょうね、

スポンサーの紹介がされているパネルも、おいてありました。

講演者の皆様には、配信環境の調整をしてくれる技術者の方とコミュニケーションするサイトが用意されていました。CallはQ&A対応でセッションに物理的に登場するためにログインし、Questionは質問ボードの管理のためということで、2つの画面を同時に管理しないといけない仕組みになっていました。

セッションが終わると、質問をしたい方々が下記のようなセッション会場の外におかれているブースに足を運んでくれて、そこでQ&A対応ができる仕組みでした。

セッションをみている方々の画面ですね。

講演者側にはどう見えているかというと、質問を閲覧者側に見せるために、コントロールしていました。

講演者が質問内容を表示すると、閲覧者は、ここから確認できるわけですね。

ということで、オープニングスタートです!

イベントアプリも別途用意されていました。

イベント前から、我々のセッションにも多くの皆様が、「お気に入りに」ご登録くださったみたいで↓ありがとうございました!

私たちがどのようなセッションをやったか?は、前回のBlogに少し記述していますので、是非→こちらをごらんください←

DIRECTIONS EMEAの実行委員の皆様お疲れ様でした。私もDIRECTIONS ASIAの実行委員の一人として、マーケティングを担当させていただきましたが、Liveで見るには時差の問題もあり、アジアからの集客にあまり貢献できませんでした。それでも数百名ほどは、我々のアジアオセアニアタイムゾーンからご視聴いただき感謝しています。

機材担当な皆様も大変お疲れ様でした。大きな混乱が起きなかったことはとても良かったと思います。準備は大切ですね。

希望的な観測になるとは思いますが、来期のオフラインイベントのアナウンス。現実的にはまだまだ厳しい感じがしますね。

冒頭、イベントのスポンサー企業のご紹介がありました。

それでは、キーノートから。

まずは、D365BCの製品TOPからご挨拶。

メインは、2020のWave2についてですね。

改善ポイントのサマリー。Mike氏はもともとOffice製品に長く携わってこられてきた方なので、他のMicrosoft 製品との連携について、熱量がいつもあがるような気がします。そこは今後も期待していい領域なのだと思います。

2021Wave1にはルーマニア、ギリシャ、トルコ、インドの商習慣対応がなされるようです。ブラジルとインドはおっきい。後は中国。(是非当社にお問い合わせください!)

いつの間にか、D365BCとして1万社の導入実績になっていますね。NavisionやNAV時代を合わせると24万社を超える導入実績ですね。250%のYoYの成長率ですか。すご。

導入事例のご紹介。当社が導入した「田中科学機器製作株式会社」様「アダマンド並木精密宝石株式会社」様のロゴも!いやぁ、グローバル事例に貢献できて、うれしい!

そして、ここからはClaus氏にバトンタッチなのですが、Covidを意識して、いきなりお掃除からw

まずは、シームレスサービスなトピックということで、新たにアドミンセンターに追加されたCapacity Overviewの説明から。EnvironmentにあるDBストレージやフィアルストレージのサイズが見れますね。

テーブルのサイズ情報もここで確認することができるようになりました。

利用中のアプリを管理する画面も用意しました。アップデートされたアプリもここから直接BCテナントに取り込むことができるように改善しました。

テーブルのリテンションポリシーについて。変更ログのテーブルを見てみましょう。

データを保存する有効期限の管理がここからできるようになりました。

次は、Feature Management。これはバージョンアップの際に、アップテークする機能を事前にテストするための管理ポータルですね。OneWayということなので、一度アップデートするとロールバックすることはできないので気を付けましょう。品目名称を参照できる機能をすべてのユーザー向けに有効化してみます。

もとには戻せないので、Sadbox上でしっかりと検証してね!というメッセージが現れます。

Yesを選択すると、もう一度「確認」をする仕組みになっています。

次は、この機能を今からバックグラウンドで処理するか、それともスケジュール化してアップデートするかを選択します。

管理、ストレージ、環境面における主な改善ハイライト。個人的にはクライアントから強く求められているバックアップとリストア(復元)、この機能が2月に利用可能になるということで注目しています。また本番やテスト環境の名前を変更できることもありがたいです。

表示に関しては40%、MRP計算に必要なローレベルコード更新になんと6400%、データ結合のためのSQLクエリー数を20%改善。SaaSになるとパフォーマンスには課題がでるので、随時改善がなされていっています。非常に重要だと思っています。

パフォーマンスといえば、このお二方ですかね。Peter氏とKennie氏の登場です。

カスタマーリスト、

与信限度額の更新など、

パフォーマンスチェックをする仕組みを用意しました。

昨日3つのExtensionを作成しています。これらのうちのどれかがパフォーマンスに影響を与えているかもしれません。

Extension Life Cycle Signal

ページビューを見てみましょう。

グラフやページを表示している時間を確認することができます。カスタマーリストをひらいた状況で確認してみたいと思います。

29日は1秒くらいで開いていたのに、5秒かかるようになっている。

そして今はなんと、20秒もかかるようになっている。カスタマーリストに何か問題があることがわかりました。

ページ検証ツール(Page Inspection Tool)を開きます。System Applicationで14秒かかるようになっています。

DIRECTIONS Keynoteでも5秒かかっていることがわかります。パフォーマンスに影響を与えている個所の特定がしやすくなりました。

次は与信限度額のパフォーマンスに影響を与えている可能性についてです。本番環境をトラブルシューティングする際に以前は課題になっていました。例えば、ウェブサービスのパフォーマンスなどで、本番環境に再現するのがとても難しいというフィードバックがありました。そこでSnap Shot(スナップショット)という機能をご用意しました。これは実行プログラムの状況を記録するものです。Snap Points(スナップポインツ)を活用して、パフォーマンスに影響を与えている可能性のある変数を特定のポイントで把握できるようになりました。オフラインで再現、Debugすることができるのです。Vistual Studio Codeからいきましょう。

今ActiveなセッションID=6062があります。

IDを特定します。

Snap Shotを使って、自分のテナント上にあるこのセッションの状況を確認します。

カスタマーのページにもう一度いって確認してみます。

与信限度額を変更してみます。

Snap Shotを止めます。

Snap Shotで取得したキャプチャーをローカルにダウンロードします。

Debugします。

Break Pointを確認します。Call Stackをみてみましょう。

与信限度額が大きすぎたというのはわかったのですが、どのような数字だったのかがわかりません。なので、別のSnap Pointを定義し、更なる調査をしてみましょう。

もう一度、与信限度額を更新してみます。

録画を停止し、新しいSnap Pointをローカルにダウンロードします。

もう一つ別のSnap Pointsを得ることができました。

Step Into機能を実行してみます。

限界値というStepを特定しました。Limit=0です。

再度Step Intoを実行します。

Base Codeにジャンプしました。

Stepを確認していきます。以前はSnap Pointつけていなかったので変数がわかりませんでした。

今回は限界値が39380であることがわかりました。だから70000と入力しようとしても問題だったわけですね。本当に簡単なデモンストレーションでしたが、本番環境において、どこが問題なのかをスピーディーに把握するためにこの機能を実装しました。

トラブルシューティングについて、いくつかの手順に関するウェブサイトを用意しています。

パフォーマンス概要のファイルをドラッグします。

Azure Data Stdioが開きます。

トラブルシューティングガイドを実行すると、セッションには問題がなさそうです。

クライアントタイプ別のセッションログイン時間を確認することができます。

カテゴリーごとのウェブサービスに関するリクエスト数を確認することもできます。

データに関する問題ないでしょうか?

SQLのクエリー実行時間はどうでしょう。

実行されたレポート

レポートごとの実行時間について。

是非パフォーマンスの課題に直面した際に是非ご活用いただければ幸いです。是非サポートリクエストを上げる前にご確認いただきたいと思います。

最後にパフォーマンスツールキットについてご紹介させていただきます。AppSourceに既にありますのでサンドボックス環境にインストールしてください。

サンプルも入れているので、GitHubからダウンロードし、自分のテナントにインストールします。もしくは、オンプレミス環境にインストールします。ここでは、デモというパフォーマンス測定機能を実行します。ここで定義したTagはテレメトリーに表示されます。

測定したいコードユニットもリストから選択ができます。

Debugやトラブルシューティングにおけるハイライトは下記の通りです。

Telemetryについては話がなかったのですが、US Partner向けのみに利用できるという発言がありました。GDPRがらみでしょうか?

ここからは、Jannik氏ですね。恒例のエルボータッチ。

R&Dチームは、この領域を非常に重要だと考えています。

銀行口座や、請求書番号の変更など、だれがいつ変更したのか?この領域は非常にセンシティブです。アシスト設定画面から、フィールド変更設定をモニターする機能をクリックします。

ウィザード形式で設定をしていきます。

ここでは、会社としてコンフィデンシャルな情報を有効にしてみます。

通知を受け取るリソースの定義を行います。

得意先情報についても、ここで変更管理の定義ができます。

Emailアドレスを変更してみます。

Outlookの受信箱をみてみましょう。Emailアドレスが変更されたという通知が確認することができます。

R&Dチームでは、クライアントのニーズを把握することに重きをおいています。

現在80以上のパートナーがGitHubのPull Requestをサポートしてくれています。非常に助かっています。初めてパートナーだけで開発したモジュールを展開しました。

次は、Company Hubをご紹介します。

異なるEnvironmentの異なる会社の情報を表示させることができます。

User Taskをクリックすると

キャッシュバランスをチェックするというタスクを確認することができます。

該当する会社に直接ログインすることもできるようになりました。関連会社管理を行う方には非常に有益な機能です。また、Dynamics 365 Finance and Supply Chain用に会計データを抽出することもできるようになりました。(いやぁ、これいいな!)

次はEmail機能についての拡張をご説明させていただきます。Email Accountsをクリックします。

D365BCからメールを送信する際のアカウントを定義することができます。共有アカウントもOKです。

新たなアカウントを作成します。

シナリオをみてみましょうか。

メッセージも直接記載ができますし、

請求書をメールに添付することができます。Outlookを使わずに請求書が送信できるんですね!

そして、ここで、ダブルエルボタッチで講演者交代!Mike氏とBlazej氏の登場です。

ウェブクライアントのレスポンス向上について。

画面の拡大

FACT BOXの折り畳み

そして、マルチウィンドウ!いやぁ、これ便利なのよねぇー!支払いに関連する情報を一気に閲覧可能。WoWですね。

ウェブクライアントっぽくないと思われた方もいらっしゃると思いますが、これはWindows Appsなのです。ほえー!

マルチタスクハンドリングには非常に有益ですね。

D365BCアプリを使てみましょう。

アプリケーションとモダンクライアント領域のハイライトは下記の通り。

下記のデモンストレーションをご用意しました。

では、家で仕事をする営業担当者を演じます。売りたい椅子-Tokyo Chairがあるのですが、在庫に限りがあるので家で受注管理を行いたいと思っています。

TeamsからBudgetを開きます。

Teamsからメッセージがきました。

この受注オーダーのURLをコピーします。

それをTeamsの会話に貼り付けます。

該当する受注オーダーの基礎情報が会話に表示されます。

この受注オーダーのことをDavidは言っているようです。

次はTeamsの別のチャネルで、倉庫の担当者とコミュニケーションをとってみましょう。

受注オーダーの情報を共有します。

次は倉庫側のオペレーションですね。次はPower Appsで作成したアプリを活用していきます。Microsoft Dataverse(旧CDS)とD365BCのデータを連携させて利用します。ここでは、Virtual Entitiesを活用したデモンストレーションを行います。

倉庫ではIpadで、Microsoft Teamsを使っています。

Tokyo Chairを確認します。

在庫がもう5つあることが判明しましたので、20個→25個に変更します。

D365BC側にデータを更新しました。(25個になりました。)

Power Apps側で情報を確認していきます。

該当する伝票を確認します。

受注オーダーの数量を変更します。

この情報はD365BCに直接更新されます。

Teamsに戻り、再度コミュニケーションを開始します。

営業のDavidとの先ほどの会話を確認します。

念のため、受注オーダーを確認します。Tokyo-Chairの数量が25個になっています。

TeamsでDavidに返信します。

Davidから返信がきました。

ニューノーマルな時代において、今後もますますMicrosoft Teamsとの連携、Microsoft Dataverse(旧CDS)との連携は企業にとって有効なソリューションになってきますね!

最後の〆はもう一度Mike氏ですね。

今後の展望について。

ドイツにおけるGoLocalについて。

ドイツのレギュレーション対応ですね。

ユニバーサルプリンターについて。

レポートの拡張について。

Microsoft Teams連携はこれからも激しくなりそうです。

新しい投資領域。

基本的な質問をベースに、ウィザードでセットアップしていける仕組みですかね。まだまだコンセプチャルなレベルの話なようです。

これはAbakionというパートナーのフレームワークですが、アジャイルにセットアップができるような仕組みのようです。

導入手法のテンプレート化で、より迅速にユーザーが利用できる環境をつくれるようにしていく取り組みですね。

業界毎のパラメーター設定が今後つくられていくのでしょうかね。

2021Wave1の投資領域のハイライトですね。

最後に、明日のキーノート、ブレイクアウトやQ&Aセッションにご参加ください。また、Microsoft Expoにも来ていただければと思いますと補足しました。

以上でキーノートは終了となりました。

2日目のキーノートは、Cecelia氏とNeha氏が担当されました。

パートナー向け情報が多いのですが、SMBのマーケット情報や、D365に関連する情報も結構ありましたので、下記にペタペタしておきます。(公開すると後悔しそうなマル秘情報は削除しました)

マイクロソフトのビジネスアプリケーション領域のビジネスは伸びていますね。

SMB領域も成長が著しい。

最後は、展示会場の様子です。製品やサービスの動画を見れたり、フライヤーをダウンロードできたり、展示員の方と直接チャットや、Microsoft Teamsで顔をお話ができたりという仕組みが用意されていました。

来期も、もしこのようなBoothが用意されているなら、当社もスポンサーとして参加することを検討してみたいなと思いました。それでは、今日はこのくらいで。

Let’s Go Mooooore Dynamics and Power Platform!