Business Application Summit – Dynamics 365 Business Central 編

17 5月

日本全国のDynamics 365 + Power Platform ファンの皆様、こんばんは。吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications ) です。皆様、いかがお過ごしでしょうか?

先週39県では、非常事態宣言が解除されましたね。東京では、2週間連続で新規の感染者の方が100人を下回り、本日は14名の感染者が確認されているようです。僕は、相変わらずテレワークで、以前に増して忙しくお仕事をさせていただいています。大変ありがたいことだと感謝しております。毎年この時期、現地参加をしているグローバルカンファレンスが、オンラインになってきており、時差の関係上、配信を見て、朝方寝て、10時前にはPCの前に座るという日々が、あれこれ2か月近く、続いています。お客様や、他のコンサルタントたちとは、オンラインでプロジェクトMTGを行っていますが、以外は基本、誰とも話すこともなく、完全な引き籠り状態です。同業の知人の中には、ユーチューバーっぽくなってきている方や、配信機器を充実させ、オンラインで対話を楽しむ方も多くなってきました。人間の「話したい」「伝えたい」「聞きたい」「見たい」という欲求を抑えるのはなかなか難しいですよね。”大丈夫、つながってる”って感じることはとても大事なんですね。

ぢゃ、プライベートは?というと、食材のお取り寄せなどして、お料理も頑張っているのですが、残念ながらコンビニの品質に全く勝てず、この分野の才能がないと痛感しているところです。お料理ができる方って、かっこいいですよね!ホント尊敬します。

あ、そうだ。配信で思い出した。当社でもオンラインセミナーを3月から始めたのですが、徐々に参加してくださる方も増えてきました。テレワーク中心の日々で、新しいソリューションを学ぼうという前向きな方々が多いのでしょうかね?

数名の参加者の方からのフィードバックに、各モジュール別の機能紹介をしてほしいという声が結構ありましたので、先週金曜日には財務会計編を開催いたしました。

当社が開発している日本商習慣対応機能(J-Pack) についても解説がありました。

管理会計は本当に大切。Office 365 やPower Platformと一緒に活用、そして機械学習やAIと連携させて、ご利用いただくのも、大変賢い選択肢だと思います。

Power BIをご利用いただいてもいいですし、D365BCの中でWord/Excelを使って帳票を開発するというのも企業で内製化できるいいアプローチだと思います。

当社のマーケティングチームが、プレゼンだけでなく、製品デモンストレーションもやっていて、個人的にも学びが結構ありました。今後も継続するようですし、効率よく学べますので、お時間がある方は是非ご参加いただければと思います。→申し込みサイト

さて、今日は、先週書いたビジネスアプリケーションサミットの基調講演に関するBlogが大変好評だったので、

Dynamics 365 Business Centralの最新情報を、セッション(Deliver a connected SMB Business)内容をもとに、自分の勝手な解釈で(笑)、振り返ってみたいと思います。

<補足>Dynamics 365 Business Centralは、中堅中小企業向けにマイクロソフトが開発した、インテリジェントな基幹統合業務パッケージ(導入実績230,000社/利用実績196ヶ国)です。

他のマイクロソフト製品と合わせてご活用いただくことで、より効果的な運用が可能です。

それでは、そろそろ、始めましょう!

Daniel Brown 氏のあと、5年くらい担当していたMarko Perisic氏がマイクロソフトを退社された後、1年以上不在だった、Microsoft 365 Dynamics Business Central (以降、D365BC)のGMに、最近Mike Morton氏が着任されたようです。彼はSharePointをつくった時の初期メンバーで、Office製品にも明るく、24年間マイクロソフト本社に勤めていたようなのですが、最近R&Dチームのあるデンマークに引っ越しされたようです。つまりは?Office製品とD365 BCの連携がもっと激しくなる予感がしますね♡

Mike Ehrenberg氏は、僕も幾度かお話をさせていただいたことがあり、このBlogにも幾度か登場いただいていますが、Microsoft Technical Fellowという肩書で、Dynamics 365 Finance and Supply Chain(以降D365FS)のCTOも担当されており、1年以上不在だったD365BCのGMも兼任されていました。物凄く聡明な方です。やっと後任の方が見つかって、良かったですね!

つまり、このセッションは二人のMikeによるセッションでした。(ヤヤコシイw)

D365BCが中堅・中小企業の基幹システムとしては、最強だというのは導入実績からも明らかなのですが、Mikes(複数形)からは、Microsoft Azure 上に構築されたSaaSアプリケーションであるためAzureのメリットをすべて享受できること、AppSourceを活用して業種別をはじめとする多くの機能が既に存在していること、そしてOffice製品との連携が他社の基幹システムとは圧倒的な違いを生み出しているということのようです。

D365BCはリリースされて2年ですが、6,000社以上の新しい顧客を増やし、昨対比250%以上の成長、650以上のAppSource、1,500社以上のパートナーが販売し、パートナーのうち75%以上が他のD365製品を販売していると最新情報を共有。

ということは、Navision Financial↠Navision →Microsoft Business Solution -Navision↠Microsoft Dynamics NAV→Dynamics 365 Financial↠Dynamics 365 Business Centralと製品名が変わってきましたが、世界で230,000社以上のお客様に利用されているという事になります。

650以上のアプリが、D365BCと合わせて利用できるというのは強みですよね。

具体的に、どのようなソリューションがあるかというと、ISV(流通小売向け、製造業態向けなど)、経費精算、文書管理、各国の商習慣対応などのアプリが650以上あるということですね。当社が開発している日本商習慣向け機能(J-Pack)もAppSourceの一つになります。

また北米で中心に販売をされてきたDynamics 365 ブランドの中堅・中小企業向けのERPであるGPやSLの機能も数年かけてD365BCに移植をしてきたので、D365BCは、マイクロソフトのエコシステムの集合体です。

データファーストの現代において、機能ベースでシステムを比較するより、データをどう連携させて活用するか?のほうが大切なので、やっぱりDynamics 365 +Power Platformは最強だと思います。

いよいよアップデート情報の共有ですね。Wave 1というのは年に2度ある大きな機能改修の1回目ということです。

うわぁ、きちゃったw

100以上の機能追加。Dynamics 365 +Power Platformで+400の新機能が追加されていますが、そのうちの1/4(25%)がD365BCに実装されてきました。特にMicrosoft Azureとの連携を重視して、パフォーマンスの改善をかなりやったらしい。

どうやら今日は4つのポイントに絞って拡張ポイントを説明するようです。

リリースプランをみてくださいってことのようですが、全部見ていると、頭が狂いそうになるので、このBlogをお気に入り登録いただければと思います。

1. 銀行勘定調整機能

銀行の入金明細をダウンロードして取り込んで、なるべく手をかけずに債権を消込みしたいですよね。ユーザーインターフェースが変わっていますね。左側の画面で銀行の入出金明細、右側の画面で銀行口座元帳を表示して、入出金の漏れ、おかしなデータの特定がしやすくなったのね。データがロジックとビジュアルで突合がしやすいのはミスを未然に防げるので効果があります。下のほうにある合算値もロジックが変わってる。新たにレポートも追加されているんだ。

2. モバイル端末の利用

タブレット、スマホでの利便性を向上させたってことですね。このご時世、PC以外のタブレットやスマホでオぺレーションできない製品を使うのはつらいですからね。どの端末・どのOSでも使えるというのは大切。

3. Common Data Service (CDS) 連携

CDSネイティブのPower Platform ユーザーの皆様、Dynamics 365 CRM側ユーザーの皆様、大変お待たせしました!ついにD365BCもCDS対応しました!

個人的に一番嬉しい拡張はこれですね。カスタマイズをCRM/ERPにせず、CDS側に新しいテーブルやフィールドの拡張を行い、CRMだけでなく、ERP側にも連携することができるようになりました。CRM⇔ERPの連携もより効率よく実装できるでしょうね。

いやぁ、ついにきちゃったか。いろいろな面白いビジネスシナリオ/プロセスが構築できそうなので、いろいろと考えてみたいと思います。エンタープライズ向けのERP、D365FSとD365BCの連携もCDSでできるってことですから、お客様のご予算に合わせてD365BCとD365FSを合わせてご提案しやすくなりますね。

4. SmartList Designer(2020年6月Preview予定)

えええええぇ、まぢでこれも!?

北米を中心に成長してきたDynamics GP(旧Great Plains) で、一番気に入っていた機能がD365BCにも実装される予定です。これにより、アドホックレポートが、カスタマイズなしに簡単に作れるようになります。複数のテーブルをジョイントして、クエリービューつくれるし、それをそのまま画面表示できるんですよ。ユーザー側からすると、必要な情報をまとめて見れるし最高。うちの古くからのお客様には是非BCにアップグレードしてほしいわ。

ユーザーの声、パートナーの声、フィードバックを元に製品への改善を継続してるよってお話。実は、これ、もすごく大事。僕みたいにコンサルティング、導入プロジェクトばかりやっていると、ユーザー視点が肥えない時期があったりします。一番システムを長く使うのはユーザーなんですよね。なので、ユーザーからの機能拡張のフィードバックを見ること、またパートナーからのマイクロソフトへの改善推奨依頼を見ることは、物凄く重要なので、製品別で用意されているアイデアポータルは、頻繁に確認するようにしています。結構それがコンサルタントとして、実プロジェクトで活かされる事が結構あるんです。

ここは実は非常にセンシティブな領域なのですが、中堅・中小企業向けERPのオンプレミス版としてDynamics GPDynamics NAV(現D365BC)Dynamics SL(旧Solomon)をご利用中のお客様が、世界には沢山いらっしゃいます。このユーザーの皆様向けにD365BCをマイクロソフトとしてはアップグレード先として用意しているのです。

GPのSmartList Designer機能がD365BCに移植され、且つデータ移行のためのツールが充実していくというのは、背景(マイクロソフトの製品戦略)を考えると非常に納得がいくものです。

2020のWave1リリースまで、Mike Ehrenberg氏(アメリカから参加中)が担当、ここからはMike Morton氏(デンマークから参加中)へ、バトンタッチ!ちゃんとバトンを用意しているところがいいですよねw

続いて、グローバル対応の話。

これはかなりの国をカバーしているといいたいのだろうけど、塗りつぶしている地図の出し方が、かなり下手くそ(笑)ぼくたちの主戦場であるAPAC(アジアパシフィック領域)でいくと、残りの主要国は、中国(当社でオンプレミス版は近々準備完了)と、インドかな。あとは南米ブラジルくらいでしょうかね。これらの国の商習慣機能のSaaS対応が必要ですね。

そっかそっか。これも大切なお話です。今回のWave1で、一つの環境で複数の言語対応ができるようになりました。オンプレミスで旧バージョンをご利用いただいており、1つのデータベースで国を跨いでオペレーション運用をされていた企業様へ、ようやくアップグレードをご提案できるようになりました。是非ご検討ください!

(当社のD365BC日本語対応)

1週間ほど前に、Wave1に関するオンラインセミナーをやったので、時間があったら見てねという話。

ここは秋のWave2リリース以降、どのような改善をやっていきますか?って話でした。

Better Together across Microsoftが特に大切だと感じました。D365BCAppSourcePower PlatformMicrosoft AzureそしてOffice 365 を組み合わせて、最高のビジネスアプリケーション体験をお客様にしていただくこと。コンサルタントはこれに尽きます。

以降は、Q&Aセッションでした。

1.On-Premise VS Cloud SaaS↠マイクロソフトはD365BCのオンプレ版も継続的にリリースするとのこと。

2.ISVにとってのビジネス機会↠業種別ソリューションを開発するベンダーには販売機会が沢山ある。給与やTAX計算の仕組みもAppSource経由で世界中に販売することができる。

3.クラウドへの移行は何故今なのか?→システムのサービスの自動最新化、レギュレーション対応、サーバー、ハードウェア、ミドルウェアなどへの投資がいらない。データの効率的な利用、CDSや他のマイクロソフトサービスとの連携などメリットが多い。

以上で、D365BCのセッションは終わり。そうですね。D365BCのマーケット情報と製品の向かう方向性、100以上改良されているうちの4つのポイントについて学ぶことができましたね。

という事で、Let’s Go Mooooore Dynamics and Power Platform !!

、、、ではなく(笑)

今日は、更に、D365BCの2020Wave1にて改良されたポイント(What”s New?)について、1週間前にマイクロソフトが開催したオンラインセミナー(元英語62分)をベースに、深堀してみたいと思います。だって、+100のうち上記の4つでは皆さんものたりないでしょう?(笑)

ということで、過去を振り返ってみると、D365BCは、いつも4つの領域において拡張されています。それでは、可能な限り一つ一つ確認していきましょう。

  • A. モダンクライアント
  • B. アプリケーション
  • C. サービス/開発
  • D. クラウドマイグレーション

セットアップをする機能を全部一つの場所から確認できるようにしたんですね。

アシストセットアップまで簡単にたどり着けますね。

アドバンスセットアップもなんだかエレガントなユーザーインターフェースに。

モダンクライアント領域の拡張

画面に表示するスペースをもっと確保するために、伝票明細を非表示にする機能がつきました。使い勝手大事だからね。

レポートにブックマーク機能がついたんだ。

ショートカットキーをつかった入力工数削減ね。確かに、変更可能と変更不可のフィールドあるしね。

データ検索の向上ですね。

データ表示のスピード改善。パフォーマンス悪いといくら製品がよくても使えないからね。

なるほど。画面に綺麗に収まりやすくするためと、合計科目だけ見たいときもあるしね。

画面が少し大きくなったのね。十分な情報量があって見た目が綺麗。ユーザーインターフェースは美しくないと絶対ダメ。(使う気がなくなっちゃう)

なるほど。必要な画面にたどり着くまでのクリック数削減ね。

表示・非表示の簡素化ね。

フィルター機能の改善ね。

レコードへのリンクをわかりやすくしたのか。

なるほど。ユーザーインターフェースをカスタマイズした時のトラブルシューティング機能か。

バージョンアップデートのコントロールができるんだ。

ユーザーインターフェースをカスタマイズするときにナビしてくれる機能か。

これは先のセッションで解説があったやつですね。ユーザーインターフェースも改善された。

思ったよりも時間のかかることが判明した実行済みレポートやオペレーションを停止させる機能ね。

おー。やっときた。これなしにBCをリリースしちゃダメですよ。Sandbox環境でパーソナライズ機能で変更したユーザーインターフェースリストを抽出し、本番環境に移送。Visual Studio Code使わずに簡単に実行できるのがいい!

出力するプリンターをユーザー毎に事前定義ね。なんか、日本っぽい。メールで請求書を送る場合はCloud Printerを選択するんだ。クラウドとローカルで設定するのか。

自分が利用できる機能の検索ね。教育時に効果がでそう。

次はアプリケーション領域。結構あるな。定型データを受発注明細につくる機能がきたのか。承認要求のところも改善されてる。伝票キャンセル時の元伝票の修正とか便利。製造のワークセンターも秒レベルの単位が管理できる。

取引先毎に利用する帳票の事前定義。専用伝票対応か。いかにも日本人が好きそうなw

リペア・保守の伝票から直接借方金額を修正できるのね。

出力したPDFの伝票を画面に直接リンクしてくれるのか。これ伝票を計上処理しても後から見れるのかな?

発注数量より多く入荷処理できるのか。Torelance管理だ。昔カスタイズ対応したなぁ、懐かしい。標準対応なのか。販売側は対応しないのだろうか?でも、こういうのって取引先マスタ+品目マスタの組み合わせでロジックが必要なのでは?部分入荷とかロジック大丈夫なのだろうか。検証が必要だね。

リソースは受注伝票で明細入力できていたが、発注伝票にも明細で選択できるようになったのか。協力会社さんへの発注は明細にリソースを選択すればいいね。

サービスと開発領域の改善です。結構な改善があるので開発トレーニングなどに関するお問い合わせをお待ちしております!

これは大きいな。データベースロックログの履歴を確認できるページができたようだ。セッションキャンセルができる。ウェブサービスの監視とパフォーマンスに関するレポートがあるのか。ウェブサービスのコール数を制限できるのか。

データべ―スロックの状況はここで確認できるわけですね。

テーブルのレコード数やバイト数はこちらから。

セッションのキャンセルとリスタート

Application Insightがあるということは監視がしやすくなるのは当然だけど、Power BIに出したり、Rest でとって、独自のモニタリング機能がつくれる気がするね。

Read Only が、開発用に追加されたってことか。

Resource Limits for Reports and Web Service Calls

SaaS版だとMicrosoft 側で、オンプレミスだとパートナー/ユーザー側で設定が可能。

おー、ここも結構な改善があるな。

こ、こんな機能まで(^^ゞ

仕入先から届いた請求書とか、経費精算用の領収書などを添付すればいいのかな?

2種類のぺージパーツ用のALデザインパターンがきた。これで必要な情報てんこ盛りの納得いくページがつくれそうだ。

インターフェースのオブジェクトが新たに定義されたということね。

Application Versioning for Aliasing Base Application

BC標準ソースコード(Base Application)を修正する時の中間エクステンションか。つまりは、オンプレミス用ね。

“Shift+Alt+E” でイベントを検索が可能になった!

Multiple Variable Declarations of the Same Type in the Same Line

同じタイプの変数だったら1行表現できるってことか。

Obsolete Tag Property

バージョン番号を利用して廃止されたのオブジェクトを追跡が可能になったらしい。

Refactor a Field from a Table Extension

On-Pre版用、Sync-NAVApp を使用すると、
開発者がアップグレードに必要なコードを開発しなくても、フィールドをテーブルからテーブル拡張機能に移動できます。
On-PreからSaaSに移行する時に使用できる機能ですね。

先ほども出てきたCommon Data Service (CDS)対応ですね。

これで、実現できるビジネスシナリオが一気に広がった!

ここからはD365BCへのデータマイグレーションについてのようです。

GPからD365BCへのデータ移行ツールか。

GPからD365BCへの移行ツールが拡張されてる。D365BCのオンプレからD365BCのSaaSへのデータ移行ツールもある。つまりは、クラウド&エッジか。

GP、SL、NAVからクラウドへのマイグレーションツールが徐々に拡張されていくようですね。考えてみると、GPは12万社、SLは5万社の顧客があるので、Dynamics 365 Business Centralへマイグレーションされていくとなると、一体D365BCの顧客数はどこまで伸びるのか?北米ではGP/SL↠D365BCのビジネスだけで物凄いボリュームになりますね。つまり、ツールが充実していくのは当然の流れですね。2020Wave2ではGP・SLの過去データを、Azure Data Lakeへマイグレーションするツールもリリースする予定なんですね。しかし、マイクロソフトってホント商売が上手ですね。

ということで、ザーッとではありますが、D365BCの2020Wave1の備忘録は、以上で終了となります。いかがでしたか? かなりの拡張がありますね。実は、マイクロソフトのビジネスアプリケーション群には↓のようなサービスがあるのです。D365BCは、たったその一部にすぎません。

マイクロソフトのビジネスアプリケーションサミットの基調講演(キーノート)では、COVID-19にマイクロソフトがどう挑んでいくか?という裏テーマのもとセッションが組み立てられていました。見逃してしまったという方は、是非こちらを↠ご覧ください

中堅・中小企業、外資系企業、日系企業の海外現地法人にお勤めの、特にバックオフィスの皆さん、そして営業事務の皆さん、是非Dynamics 365 Business Centralを、御社の基幹システム(パンデミックソリューション)として採用し、テレワークにてご活用ください。そして、GP・SL・NAVと、既にMicrosoft DynamicsシリーズのERPを、ご利用中の皆さん、Dynamics 365 Business Centralへの移行を、ご検討いただくタイミングだと思います。

最後に。毎年2度、春(Wave1)と秋(Wave2)に+100の機能拡張(メジャーアップデート)があります。Dynamics 365 Business Centralのコンサルタントにとって、多忙を極めるプロジェクト中に、製品の最新情報をキャッチするのは本当に大変です。この備忘録が、弊社のコンサルタントにとって、少しでもヘルプになれば幸いです。

それでは、おやすみなさい。Let’s Go Mooooore Dynamics and Power Platform !!