日本マイクロソフト、Dynamics 365とPower Platformのビジョンを解説

17 12月

皆さん、こんにちは。室長こと、吉島良平(Microsoft MVP for Business ApplicationsMicrosoft Regional Director)です。皆様お元気でしょうか。なんと本日の東京のCovid-19感染者数は、「822」とのことで、いよいよ4桁が見えてきた感じですね。気をつけてまいりましょう。

さて、弊社のお客様のお手元には、”Dynamics 365 カレンダー”が届いておりますでしょうか?来年度の裏表紙は、「アジアオセアニア諸国の代表的なお菓子」の写真になっているようです。直接お伺いすることを避けて、オフィスにお送りしてる可能性が高いので、テレワーク中心の方のお手元に届くには時間がかかりそうですが、もし来ていないという方がいらっしゃれば、弊社の営業までおはやめにお問い合わせいただければと思います。(主要国の祝日が入っていて人気があるのであっとういうまに在庫がなくなります)

そういえば、昨年度日本開催で大変盛り上がったラグビーワールドカップですが、先日2023年度大会のグループが決まりましたね。抽選会のLive配信を見ていたのですが、Japanは「グループD」でした。

Group Bはきついな。Group Dでまだましか。Oeania1はサモアかトンガ(サモアだな)、America2は米国か、カナダ、ウルグアイかだな。これらには勝てる。ということは、やっぱり、トーナメントにいくためには、アルゼンチン戦が肝でしょうかね。
2023年。コロナ終息して、無事に開催されるといいなと思いました。
さて、今回は、先日マイクロソフト社がプレスリリースしていた記事について触れていきたいと思います。↓日本経済新聞のウェブサイト
凄い数ですね。1年間で最大8万7千人の方々に無料のトレーニングを提供!
ERPやCRMプラットフォームであるDynamics 365 と、ローコード/ノーコード開発プラットフォームであるPower Platformがターゲットになるようです。↑の記事よりも、クラウドWatchの記事のほうが、わかりやすく、丁寧に記載されているので、そちらを一緒にみていきたいと思います。(流石、高橋正和さんの文章だわ)
冒頭から、かなり大切なことが記載されています。
データから価値を生み出すためには、必要なデータを効率よく収集する必要がありますね。
↓バラバラ殺データ事件↓
CRMとERPって分断されがち。でもバラバラだと価値を創出しにくい!
↓これからの時代は、これができないプラットフォームを選択しては絶対ダメ↓
いやぁ、健さんいいこというよなぁ、まさにこれ↓
↑内製化できないとDXしにくい。でも、IT人財がいない。だから市民開発者(業務ユーザー)がシステムを構築できるPower Platformが重要という論理。
Microsoft Formsも↓に含まれるので、Dynamics 365 って、20種類くらいのサービスで構成されちゃっているんですよね。(前回のblog参考)これからの時代は「わかりやすくて」「つかいやすくて」「内製化」できるシステムを選択しないと本当にダメ。結果として、「データから価値を見出せない状況」に陥りやすくなります。
Power Platformは、「実業務とシステム間のGAPを埋めてくれるソリューション」です。クラウドアプリケーションはカスタマイズせず、F2S(Fit to Standard)で標準導入にこだわることが勝利の方程式。どうしても必要なものは、Power Platformで構築しましょうね。
↑まさに。「バラバラ殺データ事件に遭遇しないために」
SaaS アプリケーションの導入は最初で最後になります。以降はアップデート対応。オンプレ構築であれば5-7年後に「アップグレードプロジェクト」がスタートしますが、クラウドSaaSであれば、毎年アップデート、新しい機能が随時使えるというメリットがあります。また、アップデート対応でコストが発生しますが、「アップグレードプロジェクト」が不要になるので、毎年の投資を平準化しやすいので財務側も計画がしやすくなるというメリットもあります。
↑この図1枚でプレゼンが成立しますね。
↑これができると、工場の様子が日本からもわかるので、Microsoft Teamsと合わせて我々の移動も大きく削減ができます。
いい効果が出て良かったですよね。でも↑フィールドサービスのところは、うしろのERP/業務システムとの連携が必要ですね。理由としては、
1.一括請求書の対応が必要(きっと通常の販売もある)
2.棚卸評価計算/在庫管理が必要なため
3.サービス契約(前受収益管理)はERP側に存在
なので、今後はDynamics 365 のERPを合わせてご利用いただけるといいのだと思います。
Power Platformの4つの機能(Power BI、Power Apps、Power Automate, Power Virtual Agents)を世界で初めて全部導入した、しかも2か月でとか、信じられませんね。凄い!
神戸市様の事例
↑ものすごい紙の削減効果ですね。次は印鑑ですかね。
経済産業省様の事例
無償講座は2021年1月より開始!
いやぁ、素晴らしい戦略と戦術です。我々も無料のオンラインセミナーなど、マーケットの拡販のために引き続き努力をしていきたいと思いますし、私も無料コースを申し込んで学習を進めたいと思います。素晴らしいプレスリリースだったので、今日はこちらを是非ご紹介させていただきたく備忘録としておきました。
これに合わせて、認定資格も充実してきています。こちらも合わせて共有しておきます。
それでは、今日はこのくらいで。Let’s Go Moooore Dynamics and Power Platform !!!!