暑中お見舞い申し上げます-最近のDynamicsな活動(DX365)報告

19 7月

皆様へ、暑中お見舞い申し上げます。いかがお過ごしでしょうか。吉島良平(Microsoft MVP for Business Applications| Microsoft Regional Director)です。日本も変わらず、Covid-19、Go toキャンペーンの話ばかりで、皆様お疲れではありませんか?

僕は、これまで野球→サッカー→ラグビー→アメフトを経験してきたこともあって、腰痛|坐骨神経痛に悩まされることもあるので、テレワークに合わせて、昇降式の机を購入しました。勤務時間の30-40%くらいを立って過ごしているので、実は非常にいいトレーニングになっています。(そんなこといいながら2㎏ほど増量しているんですけどねw)

ITコミュニティー活動では、プライベートのPCを使うし、それなりのスペースも必要なので、「150 cm(長さ) × 60 ㎝(幅)」サイズにしたのですが、使い勝手はなかなかいいです。

Surface Headphoneもノイズキャンセリング機能が抜群で、集中力が高まります。後は、この状況で、売れまくってしまって在庫切れになっている大画面モニターをまっている状況です。セミナーやコミュニティーでのセッション配信予定が、徐々に組まれてきているので、没入感たっぷりめで、効率的に作業のできる環境がはやく欲しいなと思っています。

あっ、そうだ。8月18日にXboxのMicrosoft Flight Simulatorが発売開始になりますね!海外出張に行けないので、こちらで楽しみましょう。いやぁ、凄いですね。待ち遠しいです。

さて、ここ最近は、担当しているDynamics 365の導入開発プロジェクトや、イベント、勉強会でバタバタしていて、blogを投稿できなかったのですが、今年もMicrosoft MVP for Business Applicationsを継続受賞できました。また新たにMicrosoft Regional Director(任期2年)として、Dynamicsな活動を行うことになりました。

これは、ITコミュニティー、Microsoft MVPの仲間、マイクロソフトの皆様、そしてコミュニティーにご参加いただいている皆様のご支援のおかげだと思いますので、ここで改めて御礼を申し上げたいと思います。いつも、ありがとうございます!

日本のMicrosoft Regional Directorと協力して、IT業界に少しでも貢献していきたいと思います。それぞれ持ち合わせているスキルセットが違うので、それぞれが強みとする領域で、マーケットを盛り上げていければと思っています。亀渕さん、中村さん、小島さん、宜しくお願いします!

それでは、まずは6月末に開催されたMicrosoft Manufacturing Summitから少し。

キーワードはIntelligent Manufacturingでした。Dynamics 365 Finance and Supply ChainとIoT、HoloLensの連携、資産保全と、データをAzure Data Lakeに大量保存してAIを使うという最近よく見かける内容がデモンストレーションされていました。

↓これらは日本でよく見かける資料ですが、内容はまさにこれでした。

データを活用して、Proactiveに対応できる仕組みを構築しておくというのが、最近のトレンドですね。生産管理プロジェクトを担当することが多いので、おさえておきたいポイントが多く、個人的に大変いい学びの時間になりました。

次は、先週金曜日にオンデマンド配信も終了した、de:code 2020(開発者をはじめとする、IT に携わる全てのエンジニアの皆様を対象にした、年に一度のテクニカル カンファレンス)について。まず、本田翼さんのアバターの精度の高さにびっくりしました。これからは、3Dイベントが普通になっていくのでしょうかね?

セッション(全体で109)は、Dynamics 365でフィルターをかけると16件。基調講演の登壇者の方々のセッションも、ここにコンテンツが含まれているので、それらを除くと、11件のDynamics 365に関するオンデマンドセッションが用意されていました。

基調講演を見逃してしまった方へ

11セッションは全て興味深いものでしたが、メインのコンテンツはPower PlatformHoloLensAIでした。逆に考えると、Dynamics 365(CRM/ERP)は、Azure NativeのSaaSアプリケーションですが、AzureやOffice 365とだけでなくて、最近成長著しいPower Platformや、大人気のHoloLens、そしてパラメーターをきるだけのAIが合わせて使えるという事なので、他社製品では真似ができないレベルに来ているということです。更に、このパンデミックで利用者数が爆裂的に伸びているTeamsを”開発Hub”と考えると、かなり網羅できるようになってきたユーザーのビジネスプロセスをTeamsから1カ所で運用できるようになる(Teamsユーザーでない場合もあるでしょうが)と考えるのが自然でしょうし、単にD365の機能だけで製品選定する時代ではないという事をユーザー企業の皆様も、我々も頭においておく必要がありますね。

AIの活用は、これから加速度的に進んでいくので、データサイエンティストがいなくても、それなりの結果をそれなりのパラメーター設定で得られるというのは、

投資対効果を考えると(寧ろ、業務システムへの投資と考えるのではなくて、新たなビジネスへの投資と考えるべき)非常にいいです。

複合現実のソリューションは、ファーストラインワーカーの働き方を変えるイノベーションです。

これは、信じられないくらいの進歩ですよね。Dynamicsの過去を少し振り返ると、

20年近くかけて、このように進化してきましたが、HoloLensはこの3-4年くらいの話です。正直圧倒されています。あとは、なんといっても、この数年のPower Platformの進化とマーケット拡販力も驚きです。

そして、データを集めては、別のデータと繋ぎまくるCDS。AI能力を備えた大変優秀なパッサー(パスを貰って送る人)だと考えていいでしょう。無尽蔵の体力があるし、素晴らしいパスを絶えず出してきます。ラグビーで例えるとスクラムハーフのようなポジションでしょうか。これから益々CDS/CDMが、データ戦略の肝になると考えていいでしょう。

更に、開発HubとしてのMicrosoft Teams…そうなるとDynamicsのISVへの影響は莫大。(つくりなおしが必要なパートナーが結構でてきます。寧ろISVパートナーは、これをチャンスととらえられるか?)

Teamsから入力して、CDSとDynamicsにデータを書きに行くステージがいよいよ到来。我々も徐々に考え方を変えていかなくてはいけませんね。

最後はMicrosoft Teamsで開催された↓オンラインイベント

イベントのPower BIサイト

室長はMedicと、セッションのQ&A対応を一部担当させていただきました。

日本各地からのご参加、ありがとうございました!

https://twitter.com/nori790822/status/1284864884023287809?s=20

新しい製品やサービスが広がるときは、纏まりのあるコミュニティーが力を発揮するものですが、それを体感した瞬間でした。登壇者/運営側の準備やリハーサルを身近で見ていましたが、つくづくお見事だと感心しました。彼らに敬意を表したいと思います。

この大切なイベントを見逃してしまった方は、ここから→資料ダウンロードへ←

そして、資料だけでは満足できない方は、ここから→オンデマンドセッションへ←

↓このTweetスレッドは、ここ4ヵ月ほどのテレワークで確信したことなので、是非最後までご覧いただければと思います。(本当に大切です

さてと、最後は、いくつかのお知らせをさせていただきます。

日本時間の8月5日に、Dynamics Communityから、Dynamics 365 Financial and Supply Chainに関する日本の商習慣機能を紹介するセッションをやるようにとお達しがあったので、日本が世界に誇る和食や、日本全国の桜/紅葉の観光名所あたりも合わせてご紹介しようと思います。

文字・住所・日付・通貨は基本ですね。当社は外資系日本法人様の導入プロジェクトも多く手掛けてきましたからね。毎度のことですが、我々日本人にとって当たり前の事を、彼らに正しく理解していただく必要があります。海外のD365ユーザー、導入ベンダーに所属する皆さんとお話できるのは楽しみです。

また、9/14(月曜日) – 9/18(金曜日)に、オンラインイベントD365 BC* Week’を開催します。Power Platform+Dynamics 365+CDS+Azureで実現する効果的なPDCAパンデミック時代に求められる基幹統合業務システムとは?

午後の時間帯に、「キーノート」「セールス&マーケティング」「アプリケーション」「デヴェロッパー」「ローコード/ノンコード」と5つのトラックをご用意しました。皆様が、このコロナ禍において、いつもに増して、お忙しいと伺っておりますので、ご興味のあるトラックを、毎日50分みていただけると、5日間でそれぞれの全容がわかる仕掛けを施し、現在企画の最終段階にあります。

月末にはセッション概要を公開しますので、これまでD365の学習をする機会がなかった方は、このタイミングで学び取ってください。「メディック(質問ルーム)」も、終日ご用意しております。其々の領域において、第一線でご活躍中の方々が、本イベントセッションの講師を担当してくださいますので、是非楽しみにしておいてください💓次回blogで詳細にご紹介させていただきます。

*D365BC(正式名称|Microsoft Dynamics 365 Business Central ) とは、クラウドネイティブなマイクロソフト社製のオールインワンビジネス管理ソリューションです。多言語・多通貨機能を備え、国内外におけるマルチサイトでの利用に適している点など、シンプルなデザインでありながらも、高い機能性を備えた中堅中小企業向けのERP(基幹統合業務)パッケージです。旧製品時代(Navision Financial/Navision/Microsoft Business Solution -Navision/Microsoft Dynamics NAV/Dynamics 365 Financial)も含め、全世界で23万社以上もの導入実績があります。*本イベントの主催はCEPS(Cloud ERP Partners for SMB )です。

来週は、いよいよ、Microsoft Inspireですね。→お申込みがまだの方←

こちらのサイトには、このような↓記載がありますね。

Microsoft初のオールデジタルイベントであり、この新しい形式が生み出すネットワーキングと学習の機会に興奮しています。Microsoft Inspireは、パートナー様を新しいエキサイティングな方法で結びつけることで、これまで以上に幅広いコミュニティを包含し、パートナー様がますます価値あるビジネス関係を構築できるようにしています。世界中の業界リーダーや、やる気のあるパートナー様とともに、パートナーシップを強化しマイクロソフトの専門家から学び、この前例のない時代にお互いが成功するために皆様のご参加をお待ちしています。

開催まで後数日。見たいセッションを事前に調べておかなきゃですね。

Dynamics 365とPower Platformは、2020Wave1(2020年春のメジャーアップデート)が、既にリリースされていますが、2020Wave2(2020年秋のメジャーアップデート)に関するリリースノート(現在は英語版のみ)も、実は公開されています。この進化のスピードについていくは、本当に大変ですが、Dynamics 365 & Power Platformを活用し、皆様のデジタルトランスフォーメーションを実現するサポートができるよう、Dynamicsな活動(DX365)を継続していきたいと思っています。

それでは、今日はこのくらいで。Let’s Go Moooooore Dynamics & Power Platform!!